ご自宅に本が山積みになって困っている方や全集が揃っている方はいらっしゃいませんか。
揃っている全集は高額買取の可能性がございます。
揃っていなくても買取可能ですし、専門分野や希少性の高い全集でしたら査定額アップが見込まれます。
今回は、古本買取専門店が全集の買取について解説いたします。
古本屋はどんな本でも買い取ってくれるというイメージをお持ちの方も多いでしょう。
一方で、何度か古本屋に本を持って行った方なら、買取を断られたという方もいらっしゃいますよね。
古本屋が詳細な買取リストを作成することは困難です。
そのため、この本は買取できないという明確な決まりはありません。
しかし、一般的に買い取りづらい本があることも事実です。
例えば、近年では文学全集が古書店で売れない本の代名詞のようになっています。
これには、日本文学全集や世界文学全集が当てはまります。
しかし、買い取りづらい本というのは時代の流れによるところが大きいです。
また、同じ全集でも、編者によっては買取大歓迎の書籍があるなど、例外も多々あります。
画一的に古本の価値は決められません。
つまり、どの分野にも例外があるということです。
こうした例外的に価値のある本は、大手の買取ショップではこぼれ落ちてしまうことが多々あります。
逆にそうした本を拾い上げて適正価格で買い取ることが古本屋の使命と言えるでしょう。
そのため、「どのような本なら買い取ってもらえるか」という質問には明確にお答えできません。
どの分野の本でも代わりのきかない本は時代を超えて価値があります。
皆さんのご自宅にもそのような本が眠っているかもしれません。
まずは古本の持ち込みや宅配買取・出張買取などを用いて古本買取専門店までお送りください。
全集の買取をお考えの方で「途中まで揃っているけど全巻ではない」とお悩みの方はいらっしゃいませんか。
ここでは、古本屋が全集の買取で見ているポイントをご紹介します。
最初に見るポイントは、1巻から最終巻まで大揃いになっているかです。
大揃いとは、別巻・増冊巻・索引などの複雑な構成をした全集が完全に揃っていることです。
全てが揃って入れば査定額は上がります。
では、全巻揃っていないと買い取ってもらえないのでしょうか。
そんなことはありません。
大揃いに比べると査定額は下がってしまいますが、揃っていない全集でも買取歓迎です。
別々に販売もできますし、足らない巻を別途購入して大揃いとして販売できるからです。
このように、全集は全巻揃っているに越したことはありませんが、揃っていなくても問題ありません。
また、査定額は古本の状態や希少性に大きく左右されます。
本に書き込みや折れ目、曲がり癖がないかも重要なので、保管方法にも注意しましょう。
基本的にどんな全集でも買取対象になることが分かったと思います。
ここでは、さらにどんな全集なら高く売れるのかを解説します。
高額買取の対象になるのは、やはり抜け巻がなく全巻揃っているものです。
しかし、全巻揃いでなくても、専門性の高い分野の書籍や絶版で希少価値のある本も高額買取の可能性があります。
加えて、破損や汚損もない良い状態の全集ならさらに査定額アップが見込めるでしょう。
逆に買取が難しい全集はあるのでしょうか。
買取できない可能性のある本は、全集だからという理由ではなく、本の状態によるところが大きいです。
例えば、水濡れやシミやカビがある本、汚れや変形や破れなどの傷みが目立つ本、色あせや日焼けが強い本の買取は難しいです。
裁断された本も買取対象外となります。
本の状態だけでなく、買取できない種類の本もあります。
法律により保有や販売が禁止されている本や、自費出版の本などです。
これらの本がご自宅にある方は少ないと思われますが注意しましょう。
参考までに、ばれろん堂における全集の買取実績をご紹介します。
昨年は、三島由紀夫全集を出張買取しました。
また、82巻分の新潮日本古典集成などの古典文学全集も買取いたしました。
ボードレール全集やベートーヴェン全集を高価買取した実績もございます。
皆さんのご自宅にも、好きで揃えた全集、学生時代に愛用した専門書が眠っているのではないでしょうか。
当社では出張買取・宅配買取・持込買取の3種類の買取方法をご用意しております。
数十冊にも及ぶ全集となると非常に重いので出張買取か宅配買取がおすすめです。
どんな量の買取でも対応できるように準備いたしますので、まずはお気軽にご連絡ください。
今回は、全集の買取について解説いたしました。
全集の買取を諦めていた方も、この機会にまずは査定を申し込んでみてはいかがでしょう。
思わぬ古本が高額買取になる可能性もございます。
当社は札幌を中心に出張での本の買取に対応しているのでお気軽にご相談ください。