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2021年9月19日 コラム

古本の買取査定で身分証明書が必要な理由を解説します!

古本の買取査定では必要なものがいくつかあります。
買取は金銭の受け渡しであるため身分証明書の提示を行うことが求められます。
今回は古本売却をお考えの方に向けて、身分証明書の提示が必要な理由と買取時に使用する身分証明書について詳しく解説します。
ぜひ参考にしていただけたら、幸いです。

 

身分証明書の提示が必要な理由とは?

 

身分証明書を提示すべき理由を解説します

買取をするだけなのに、なぜ身分証明書を用意する必要があるのか疑問をもたれる方もいらっしゃいます。
ここでは、なぜ買取に身分証明書が必要であるのか理由を解説します。

店舗のレジカウンター付近で、古物の許可番号が記載されたプレートを見たことがある方もいらっしゃるでしょう。
その許可証がなければ営業をすることは法律上禁止されています。

このように買取業者は許可を得た上で営業を行っています。
その際に、「古物営業法」という法律に基づき、営業を行っています。
この法律に身分確認の必要性が記載されているため、買取の際に身分証明書を確実に提示する必要があります。

買取業者は法律に基づき、身分確認を行っていますが、提出された顧客の個人情報と買取商品の明細を控えることが多いです。
その情報を顧客情報としてデータ化し、管理している買取業者もあります。

買い取った商品と顧客情報を管理することで、盗品が発見された際の流通防止に繋がります。
万が一、盗品が販売されていた場合でも、顧客情報を商品と紐づけて保管していれば即座に出所の確認が可能です。
それゆえ、身分証明書の提出は、未然に犯罪を防ぐ意味でも重要な役割を果たします。

買取業者は不正商品の流通に関する操作で、裁判所や警察から売買取引内容の開示を要求された場合には、対応する必要があります。
その際に、身分証明書確認をしていなかったり、取引内容がずさんであったりすれば、最悪の場合には営業停止等の処分を受ける可能性があります。

このように身分証明書の確認は古本の買取依頼をする際に避けては通れません。

 

対面時と非対面時の身分証明はどのように行う?

身分証明は対面で行うか、非対面で行うかによって身分証明の手法が異なります。
ここでは、それぞれのパターンでのやり方を解説します。

まず最初に、対面で身分証明する場合です。
対面での身分証明では運転免許証や健康保険証などの提示を要求されることが多いです。
その際に、注意すべきことは有効期限が切れていないか確認することです。
もし、期限が切れている場合には先に証明書の更新を行う必要があります。

また、身分証明書のみでは確証が得られない場合は勤務先に問い合わせる場合もあります。

次に、非対面で身分証明する場合です。
主に、宅配買取の場合に非対面での身分証明が必要になるでしょう。
対面と違って直接確認できないため、身分証明書は顔写真が入っているものを使用します。
現代では、ホームページで身分証明書の写真をアップロードして完結する場合が多いですが、本人確認書類のコピーを添付しなければいけないこともあるため適宜確認しましょう。

 

買取時に使用可能な身分証明書とは?

買取の際には、一般的に買取申込書と身分証明書を提出する必要があります。
買取申込書は、買取の際にその場で氏名や住所などの個人情報を書き込みます。
それに加えて、事前に用意しておく必要があるのが身分証明書です。
ここでは、買取時に使用できる身分証明書の種類を5つ解説します。

まず1つ目は、運転免許証です。
運転免許証は基本的に、本人名義かつ現在の住所が記載されていることが必須条件です。
もし、引越しをしたばかりで運転免許証の住所更新がされていなければ、身分証明書として使用できないため注意しましょう。

2つ目は、パスポートです。
パスポートを身分証明書として利用する際には顔写真のページを提示する必要があります。
また、パスポートの最後のページに所持者記入欄があります。
その記入欄に氏名、住所、電話番号などが記入されているかも注意しましょう。

3つ目は、マイナンバーカードです。
マイナンバーカードは近年普及が進んできています。
身分証明書として使用できるため、ぜひ使用しましょう。

4つ目は、住民基本台帳です。
住民基本台帳を使用する際の注意点は表面が写真入りであることです。
また、裏面も一緒に提出する必要があります。

5つ目は、特別永住者証明書、あるいは在留カードです。
日本に在住の外国人の方で、有効な身分証明書である運転免許証などが用意できない場合でも、特別永住証明書や在留カードを保持していれば身分証明を行えます。

ここでは、買取依頼をする際に使用可能な身分証明書を解説しました。
これらの身分証明書を用意して買取依頼を行いましょう。
また、自分が持っている身分証明書で大丈夫か不安な方は事前に買取業者に確認をとることも大切でしょう。

 

まとめ

今回は、古本売却をお考えの方に向けて、身分証明書の提示が必要な理由と買取時に使用する身分証明書について詳しく解説しました。
身分証明書を提示して、不要な古本を処分しましょう。
古本の売却をお考えの方は、この記事を参考に買取依頼をしてみてはいかがでしょうか。

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