何度も読んだ本や、旅行のときに買ったガイドブックなど、いらない本が家にたくさんあるという方は多いのではないでしょうか。
そんな本たちを、少し邪魔だけど捨てるのはもったいないと思って放置し続けているかもしれません。
そこでこの記事では、古本の売り方についてご紹介します。
本を売るには、自分で売るか買取に出すかの2つの方法があります。
それぞれの特徴を見てみましょう。
自分で売る場合は、フリマアプリやネットオークションを通じて販売します。
こういった方法で販売する場合、仲介業者を挟まない直接の売買が可能なので、高い値段で売れやすいことがメリットです。
古本が高く売れる以上のことはないかもしれませんが、一方でデメリットも多数あります。
まず、自分で売る場合は売却できるという保証がありません。
買い手が見つからなければ、当然売却することはできないうえに、その間もずっと本を出品時の状態に保ち続ける必要があります。
また傷や汚れへの寛容性は、人によって異なります。
古本屋であれば査定の基準に一貫性がありますが、ネット上では商品の状態を正確に、詳しく記さなければなりません。
欠陥と認められ得る箇所がある場合は、写真や文章で十二分に伝えなければ、取引完了後のトラブルになりかねないので注意しましょう。
続いて、古本屋で売却する場合のメリットとデメリットを紹介します。
古本屋で売却することのメリットは、なんといっても確実に売れることです。
この場合、本を買うのは本が欲しい人ではなく古本屋なので、買い手が見つかるかどうかを心配する必要がありません。
相当状態が悪い本でなければ、専門的で一般にあまり需要が無い本でも引き取ってもらえるため、何ヶ月間も売れないまま自分で保管し続けるということは起こり得ないでしょう。
ところで、買取と言えば古本屋のカウンターに大量の本を持参して長時間待たされるというイメージがありませんか。
当社では出張買取や宅配買取もおこなっておりますので、重たい段ボールを車まで運ぶ必要もありません。
雪深い冬の札幌でも不自由なく本の買い取りができます。
さて、一方のデメリットですが、やはり売却価格が低いことが挙げられます。
これは古本屋が最終的な買主ではなく、あくまで仲介業者に過ぎないからです。
またそれだけでなく、本の価値に見合った値段がつかないことがあるというのも理由の1つです。
フリマアプリを通じた取引であれば、売主と買主のお互いがその本の価値を理解していることが多いため、相応の価格で売買されやすい傾向にあります。
つまり、自分で売る場合は、売れるまでの管理から梱包、発送までの手間と売却後のリスクを負い、割と高額で取引できる可能性が高いです。
古本屋に買い取ってもらう場合、トラブルに巻き込まれるリスクも無く確実に売れるものの、売却額はフリマアプリほど高くないということになります。
よほど価値の理解しづらいもの以外は、古本屋で一括して売ってしまう方が手間も省けるでしょう。
そこでここからは、古本屋で少しでも買取査定額を上げるための方法を紹介します。
シワや汚れなどが無い、もしくは少ない、すなわち状態の良いものは当然査定額も高くなります。
部数限定で発売されたなど希少価値の高い本は価値が高くなりやすいです。
ただし古本屋も需要と供給のバランスをみているので、めずらしくてもすでに在庫があったり、需要がほとんど無いような本は高く査定されるとは限りません。
またシリーズものであれば、全巻揃っているかそれに近いほど価値は上がります。
古本屋に買取に出す前に、ちょっとしたひと手間を加えるだけで買い取り価格が上がることがあります。
前の項でも書いたように、状態の良い本は高く売れやすいです。
状態を良くするためには、見た目をきれいにするのがもっとも簡単でしょう。
カバーの汚れを落とし、参考書や過去問などで書き込みがある場合は可能な限り消すだけで査定額は随分と変わるものです。
ただし、ありふれたマンガなど、もともとそれほど価値が高くないものはどれだけきれいにしてもそれ以上の価値が上がらないので注意してください。
また値札シールが付いている場合は剥がしておきましょう。
状態が良くても、もともと中古品だとそれだけで査定額が下がることがあります。
値札シールといえば、きれいに剥がせないの代名詞と言っても過言ではないほど剥がしにくいですよね。
値札シールが剥がしづらいときは、ドライヤーで数秒温めるときれいに剥がせます。
古本の売り方についてご紹介しました。
古本屋での買取のメリットを知っていただけたでしょうか。
1冊ごとに梱包してポストや郵便局まで行くことに比べると、まとめて古本屋に買い取ってもらうのも便利なはずです。
札幌を中心に、北海道で古本の売却をお考えの方は、ぜひ当社にご連絡ください。