引っ越し前には、不要なものを処分し、必要なものだけを残す必要があります。
本好きの方は、引っ越し用段ボールの中が本ばかりになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、引越し前の古本整理のポイントと、不要な本の処分方法、さらに古本を高く売るためのコツを解説します。
引っ越しの予定があるは方は、この記事を参考に古本の整理をしましょう。
引越し前の古本整理のポイント
引越しを控えている時、本の整理は重要な課題の1つです。
どの本を持っていくか、どの本を手放すかを後悔なく決定するために4つのポイントを押さえて、古本整理をしましょう。
現在の本の総数を把握する
まずは、自分が何冊の本を持っているのかを確かめます。
本棚から1冊1冊取り出し、自分が所有している本の全体像をつかむことが大切です。
これにより、どれだけの量の本を処分する必要があるか、またどれだけの本の収納スペースが新居に必要かを把握できます。
ジャンルごとに分ける
小説、漫画、雑誌、専門書など、それぞれのジャンルごとに整理することで、どのジャンルの本を多く所有しているかを明確にできます。
ジャンル分けは、整理のみならず、新居での収納計画を立てる時にも役立つでしょう。
処分する本と残す本を決める
所有する本の全体像が把握できたら、次はどの本を残し、どの本を手放すかを決めます。
ここで大切なのは、本を手放す基準を明確に設定することです。
例えば、長い間読んでいない本、内容を思い出せない本、読みかけで放置している本などは手放す候補といえます。
反対に、繰り返し読みたい本や特別な版の本は、残すべき本だと言えるのではないでしょうか。
電子書籍への切り替えを検討する
最後に、紙の本から電子書籍への切り替えも検討してみましょう。
電子書籍なら、物理的なスペースを取らずに多くの本を持てます。
また、サブスクリプションサービスを利用すれば、多様なジャンルの本を一定額で読み放題にすることも可能です。
引っ越しを機に、読書スタイルを見直してみませんか。
不要な古本の処分方法
資源ゴミとして古本を処分する方法は、最も一般的な方法です。
自治体のルールに従って、古本をビニール紐でしっかりと縛り、指定された日に廃棄場所に持って行きます。
一度にすべての古本を資源ゴミとして処分するのは、かなりの労力がかかります。
引っ越し当日になって焦らないように、早めに少しずつ本を処分しましょう。
新刊や状態が良い本、人気のあるシリーズ物は買取してもらえる場合があります。
本が大量にある方にとっても、出張買取であれば移動や梱包(こんぽう)をすることなく買取してもらえるため、引っ越しの準備で忙しい方も安心です。
フリマアプリやオークションサイトを通じて販売する方法は、古本屋よりも高く売れる可能性があります。
しかし、すべての本が売れるまでに時間がかかることや必ずしも買い手が見つかるとは限らない点に注意が必要です。
児童書や教育関連の本は、保育園や学校、地域の図書館などで喜ばれることが多いです。
古本を誰かの役に立てたい方は、公共施設で古本寄付を受け付けているかを確かめてみましょう。
本を新たな場所で活用できるよう配慮することで、無駄なく処分できます。
古本を高く売る3つのコツ
ここでは、古本を高く売るための3つのコツについて解説します。
本を高く売るためには、まず本の状態を整えることが大切です。
新品に近い状態の本は、どのようなジャンルであっても高値で買取られやすいです。
本に汚れがある場合は、柔らかい布をわずかに湿らせ汚れを拭き取ることで、本の見た目を新品に近づけましょう。
また、シリーズものの本は全巻そろっているか、表紙がついているかを確かめ、付属のDVDがあれば再生可能かもチェックしてください。
古本屋に本の買取りを依頼する時は、ISBNコードが本についているかを確かめましょう。ISBNコードは本の身元保証のようなもので、そのコードから出版社やタイトルなどを確かめられます。
ISBNコードがない本は買取不可とする古本屋が多いため、コードの有無を確かめておくことが大切です。
ISBNコードのない年代ものや専門書など、価値が一般的には判断しにくい本は慎重に扱う必要があります。
古いから値段は付かないだろうと、買取を諦めずに一度査定に出してみましょう。
□まとめ
引っ越し前には、所有する本の総数を把握し、ジャンルごとに分類することで、新居での収納計画が見えてきます。
また本を手放す際には手放す古本の基準を明確にし、不要な本は資源ゴミとして処分したり、買取やフリマアプリで古本を売ったり、寄付をしたりする方法も検討しましょう。
古本を買取に出す際は、高値で買取ってもらうために、本のクリーニングをしたり、ISBNコードがあるかを事前に確かめたりしましょう。
不要な古本がある方は、ぜひ当社に買取をおまかせください。