大学や研究で使う専門書は高いことも多く、捨てることをもったいなく感じる方がいるかもしれません。
専門書を捨てるのではなく、買取に出してお金に換えませんか。
また、高値で専門書を買取ってもらうためのコツも解説するので、買取に出したい専門書をお持ちの方はぜひ参考にしてください。
分野別の専門書の買取相場を知ろう!
専門書の買取価格は、その分野や内容によって大きく異なります。
各分野における買取相場を把握することは、売却時の参考になるはずです。
医学分野の買取相場
医学分野の専門書は最新の医療情報や研究成果が反映されているため、最新の医学の専門書であれば高価買取される可能性があります。
また、古い医学書であったとしても、内容がより専門的であれば、高値で買取されるかもしれません。
「イヤーノート 2021 内科・外科」は8,000円、「ハリソン内科学 第5版」は13,000円。
「整形外科医のための手術解剖学図説(原書第5版)」は1,2600円が買取相場です。
薬学分野の買取相場
薬学関連の書籍も、その内容の専門性と実用性に応じて、買取価格が決定されます。
「第十七改正 日本薬局方」は9,500円、「実践 妊娠と薬 第2版 -10,000例の相談事例とその情報」は3,600円、「新版 薬の相互作用としくみ」は、2,100円が買取相場です。
法律学分野の買取相場
法律学関連の書籍は、法律の改正や新しい判例によって価値が変動することがあります。
法律分野の書籍は、法改正に伴う最新の情報が反映されているかが価値の決め手となることが多いです。
「詳細 登記六法 2021年版」や「模範六法2021 令和3年版」は、2,700円が買取相場です。
＊歴史分野の買取相場
歴史学関連の書籍の中には、日本の歴史やロシアの歴史のような広く解説専門書されていたりする専門書だけではなく、ある1人の戦国大名について1冊にまとめられている本があったりするなど、より専門的な書籍もあります。
「中国服飾史図鑑(第1巻)」は9,000円、「戦国大名尼子氏の研究」は1,500円が買取相場です。
高価買取される専門書の特徴
ここで紹介する3つの特徴を満たす専門書は、他の書籍よりも高価買取される可能性が高いです。
最新の学説や技術が含まれている専門書は、一般的に高価買取の対象となりやすいです。
科学や医学など、常に進化している分野の書籍では、最新の情報が特に重要視されます。
新しい学術書は、研究者や専門家にとって重要なリソースとなるため、高額で買取されることが多いでしょう。
同じ専門書でも、改正版であればより査定額は高くなる可能性があります。
学術的な価値や希少性を持っているにもかかわらず、絶版になっている専門書は、高値での買取が期待できます。
特に、特定の分野で影響力のある書籍や、もはや入手が困難な書籍は、収集家や研究者からの需要が高く、それに伴い査定額も上昇します。
絶版書籍は、その内容のユニークさや歴史的重要性によって価値が決まることが多いです。
美術史、文学、哲学など、古い情報が価値を持つ分野の学術書も高価買取の対象です。
これらの分野では、新しい情報よりも古い時代の知識や解釈が重要であり、特に古典や歴史的な文献は、時間が経過するほどにその価値が高まることがあります。
こうした学術書は、学術的な価値のみならず、収集家の間でも需要が高いため、買取市場でも高値が付く傾向にあります。
専門書を高く買い取ってもらう3つのコツ
専門書を高く売るために3つのポイントを押さえましょう。
書き込みがある場合は消去し、カバーや付属品をきれいに保つことが大切です。
折り目や汚れが少ないほど、高い価格での買取が期待できます。
また、クリーニングをすることで、専門書の見た目の印象が良くなり、それが高い査定価格がつけられることにつながる可能性もあります。
専門書の査定前には、きれいにする努力を惜しまないようにしましょう。
専門書は発売からの経過時間が短いほど、高価買取の可能性が高まります。
特に発売から1ヶ月以内や3ヶ月以内など、新しい書籍ほど需要が高く、それに伴い査定価格も上がります。
専門書に付属する赤シートや単語帳などの付属品も、査定価格に影響します。
これらをセットで査定に出すことで、買取価格が上がることが多いです。
付属品の有無や状態は、書籍全体の価値を決定する要素の1つです。
カバーや付属品は、普段から大切に保管し、査定時にはきれいな状態で提出しましょう。
まとめ
医学、薬学、法律学など、分野ごとに買取価格は異なり、また新旧の情報、書籍の状態、希少性などが価格を左右します。
また、本を大切に保管し、早めに売却することや、付属品の完備が高価買取につながることを忘れないでください。
不要な専門書がある場合は、ぜひ当社に買取をおまかせください。
