家に眠っている古本を売りたい、そう思った方は大勢いるでしょう。
今はもう読まない本や少し時が経ちすぎている本を売りたい方や、ボロボロの本やホコリがかぶっている本、汚れている本を売りたいという方に参考にしてください。
今回は、古本買取業者である当社が本の修復方法をご紹介します。
本が急な大雨にあたり、びしょびしょになってしまったことやスープが飛んでしまったことがある方はいらっしゃるのではないでしょうか。
本のシミや紙のゆがみは、その後に読みにくくなり、買取の時も減額対象になることが多いです。
しかし、どのようにすれば良いのか対処方法がわからない方がいるかもしれません。
そのような状態になった本を修復させる方法があります。
実は方法は何種類かありますが、その中でも簡単でおすすめの方法をご紹介します。
必要なものはジップロックと冷凍庫です。
たったこの2つで修復できます。
方法は極めてシンプルで、はじめに濡れた本をジップロックの中に入れます。
ここでのポイントとしては、ジップロックの口を開けておきましょう。
そして本が入っているジップロックを冷凍庫に約1日入れます。
もし、冷凍庫に余裕がある方は、垂直に立て向きに入れると良いでしょう。
冷凍庫から取り出したときは、パキパキになっていることが多いですが、必要な時にはドライヤーを使用しつつ乾かしていきましょう。
これらの作業により修復できるのでお困りの方はぜひやってみてください。
ご飯を食べていたらうっかり醤油や汁が本に飛んでしまったことや、コーヒーをついこぼしてしまったことのある方も多いと思います。
どうしてもそのようなシミや汚れは気になりますよね。
そのような汚れを取る方法があります。
しかし、時間の経過や本自体の質によって差がありますので、あらかじめご注意ください。
用意するものは、キッチン用漂白剤、ティッシュ、割り箸、紙です。
はじめに、水分を含んでしまった部分や汚れてしまった部分をティッシュで拭き取ります。
あまり擦ったり力を入れすぎたりすると本が破れてしまうので注意しましょう。
次に、ページの裏に紙を敷き、キッチン用漂白剤をつけたティッシュで汚れを取ります。
キッチン用漂白剤をつけたティッシュを素手で触ると危険なため、割り箸を用いて汚れを優しくポンポンと取るようにしましょう。
また、キッチン用漂白剤を使用しているため、マスクをして作業に取り組むことをおすすめします。
キッチン用漂白剤を本になじませたら、水をしみこませた新しいティッシュでキッチン用漂白剤を落とします。
同じ部分をペタペタとなじませるようにしましょう。
この手順を踏むと、厄介なコーヒーのシミを目立たなくできます。
他にも、コーヒーカップの底の跡や時間が経ってしまったシミ、しょうゆのシミもこの方法を行うと約1日経つで綺麗に取れます。
紙は水分に弱いため、汚れが取れないからといって力を入れすぎず、優しく行うように注意しましょう。
これまでで本に汚れががついた、濡れた場面での対処法を紹介してきました。
次に、汚れがつく前にそもそもどのようにしたら本自体が傷まないように保管できるのかをご紹介します。
まず、本を保管する際に注意したいのは日焼けです。
本の中身の色は変わらないのに表面上の色だけ変わっていることはありませんか。
本は、時間が経つことで色が黄ばむことや、色あせといった現象が起こります。
大切な自分の本で少し不快な思いをする方もいるかもしれません。
この現象が起こる原因としては2つあります。
1つ目は日光です。
部屋に入ってくる日光はとても強く、直接当たってしまうとどうしても数日で変色します。
対策としては本棚にカーテンをつけることや、日光が入る方向に遮光版をつけたりといった方法があります。
できるだけ本を直射日光に当てないように注意しましょう。
2つ目は蛍光灯の光です。
蛍光灯の光は日光と同じくらい油断できません。
蛍光灯の光にも紫外線が出ているため、光が当たる場所に置いていると焼けてしまう可能性があります。
対策としては電球をLEDに変えるか、UVカットのものに変えましょう。
どちらも共通して言えることがまず、本を光に当たる場所に置かないよう注意することです。
本棚に置いておいても、日光か蛍光灯にあたってしまえば本を傷めてしまいます。
本を大切に保管するためにも、読む前や読み終わった後は段ボール箱のような完全に光を遮る入れ物を用意しておくことがおすすめです。
今回は、本が濡れてしまった場合やシミや汚れがついてしまった場合、またそれ以前の保管方法についてご紹介してきました。
大切な本を買取に出すために本を綺麗に修繕することは必要です。
もし古本を買取に出したい、出したいけどよくわからないとお困りの方はぜひ当社までお問い合わせください。