「漢方書って買い取ってもらえるのかな。」
このように、漢方書の買取でお悩みの方はいらっしゃいませんか。
漢方書をどう売れば良いかわからない人は多いと思います。
今回は、古本業者が漢方書の買取について紹介します。
ぜひ本記事を参考にしてください。
まずは、漢方の歴史について紹介します。
父の代や祖父の代から漢方に関する書籍は受け継がれていますよね。
漢方とは、一般的に西洋医学の化学的合成物からなる薬剤に対して、生薬の組み合わせにより処方される薬剤のことを言います。
古墳時代から793年までは、大陸の医学を積極的に導入、模倣した時代でした。
仏教などの他の大陸文化と同様、6世紀までには朝鮮半島を経由して日本に中国医学が伝わりました。
7世紀には、遣隋使、遣唐使が派遣され、中国から直接導入されるようになりました。
これが漢方の歴史です。
漢方薬は東洋医学に基づいて処方されるものであり、経験的な継承から作られる民間薬とは一般的に区別されます。
漢方書は専門性が非常に高く、需要もしっかりとあるのですが、それを知らずに価値を見落としてしまうので注意してください。
では、漢方書の特徴について見ていきましょう。
基礎医学・臨床医学の分野では内容の改訂が繰り返され、古い書籍はすぐに価値を落としてしまっています。
しかし、漢方薬や鍼灸では古くても十分にその書物自体に価値を持つものが多く存在します。
最先端だけではなく、古い文献も必要な医学の世界では、特定の著者・出版社の古い文献を探している人も多くなっています。
また、中古書籍は一般的にISBN(国際標準図書番号)のあるものしか取り扱われないのですが、漢方書は大正・明治・江戸時代のものでも十分に価値が認められているものがあります。
それを知らずに古いからといって捨ててしまい、損をしてしまわないようにしましょう。
漢方書を持っていて、使わないから売りたいという方もいらっしゃると思います。
そこで漢方書を高額で買い取ってもらうためのポイントを5つ紹介します。
1つ目は、書物を大切に保管することです。
もちろん書物自体が汚れていたり、傷があったりすると、その分査定額は低くなってしまうでしょう。
また、日頃から書物に書き込みをしないことや、破れないように管理をすることも必要です。
売却する際は、自分でできる限りきれいにしておきましょう。
しかし、とても古い書物は、自分できれいにしようとして破けてしまうこともあるので、無理にきれいにしようとはせず、そのまま査定してもらうようにしましょう。
2つ目は、書物を売るタイミングを知っておくことです。
売るタイミングによって、買取価格は何倍も変わることがあります。
もしも、「いつ売れば良いかわからない」という方は買取業者に査定をしてもらうのがおすすめです。
3つ目は、書物にカバーがあるものはきちんと取っておくことです。
カバーがあるかないかで、査定額が大きく変わることもあります。
カバーが残っているのであれば、カバーも丁寧に残しておきましょう。
4つ目は、全巻揃っていることです。
全巻揃っている場合だけ、売れるというわけではありません。
しかし、1巻から最終巻まで揃っていたほうが査定額は上がります。
全巻揃っているのであれば、まとめて売るようにしましょう。
5つ目は、内容の濃いものを売ることです。
漢方書だけというわけではないですが、漢方書でも内容が濃いかどうかは査定額に関係します。
しかし、漢方書の内容が濃いかどうか、わかる方はなかなかいないと思います。
そこを見てもらうことも含めて、買取業者に一度相談してみるのが良いでしょう。
細かくポイントを見ていくと、他にもさまざまなことがあるのですが、ここでは買取時に大きく影響するものを紹介したので参考にしてください。
漢方書は、どこで買取をすれば良いかわからない方が多いと思います。
そこで紹介するのが、ばれろん堂です。
ばれろん堂では、中国医学や漢方医学からインドのアーユルヴェーダなどの伝統医学までさまざまな東洋医学書の買取を積極的に行っています。
また、鍼灸や手技などの専門書も扱っています。
例えば、「漢方と漢薬 春陽堂」や「漢方の臨床 雄渾社 東亜医学協会」、「中文 皇漢医学叢書 丹波元胤」などです。
書き込みが多少あっても、高額で査定ができる場合が多い分野ですので、もしお使いになられない書物があれば、ばれろん堂を利用するのがおすすめです。
漢方書に関してはほとんどの方がわからないと思いますので、まずは専門業社に聞くようにしましょう。
今回は、漢方書の買取について紹介しました。
漢方書の買取について理解していただけたと思います。
おうちに漢方書がある方は、ぜひ今回の記事を参考にお売りください。
何かご不明な点や疑問点がありましたら、お気軽に当社にお問い合わせください。