赤本を売りに出そうとお考えの方はいませんか。
赤本は受験勉強の際に使用される本で、古本であっても需要はあります。
赤本を高く買い取ってもらうためには、いくつかコツがあります。
今回の記事では、赤本の買取のポイントについて解説します。
赤本とは、世界思想社教学社が発刊している大学入試過去問題集です。
赤本は全都道府県の大学別に出版されており、その内容は長いもので20年以上分もの過去問題が掲載されているものもあります。
赤本は入試の時期には品切れになることも多いため、上手く売りに出すことで高額買取が期待できますよ。
赤本の値段は、大学別のもので2000円から4000円程度であり、大学によって値段は異なります。
大学にとって試験内容は異なりますし、難易度も違いますよね。
そのため、受験勉強の際には志望大学の入試問題の傾向を知る必要があるため、受験生にとって赤本は必需品となります。
受験生が赤本を買う際、もし定価よりも安い値段で売られていたら安い方を選びますよね。
また、ただの問題集に対して新刊にこだわる必要は無いでしょう。
そのため、受験生にとって赤本は古本で十分なのです。
しかし、受験の数か月前には赤本は手に入れたいものですので、今年度の古本の入手は難しく、ほとんどは昨年度の赤本が古本で売られています。
赤本は過去問題集ですので、過去問が1年分抜けていたとしても気にしない受験生は多いでしょう。
志望大学の入試問題の傾向が分かれば良いため、古本の場合、新刊が発売されるよりも先に受験対策に取り掛かれるメリットがあります。
また、同じ大学の赤本でも、やはり新しいものほど人気があります。
情報はなるべく新しい方が好まれるため、3年以上も前のものになると買取価格はかなり下がるでしょう。
赤本は上手に査定してもらわないと、高値で買取をしてもらえません。
同じ本でも倍以上の価格差が出ることもあるため、注意が必要です。
ここでは、赤本を高く買い取ってもらうためのポイントについて解説します。
1つ目のポイントは、赤本の状態です。
どれだけ需要がある本でも、状態が悪いと買取価格は下がってしまいますし、場合によっては買取できないこともあるため気を付けましょう。
買取価格が下がってしまうポイントとしては、使用感や表紙の傷み、記名や汚れがあること、書き込みがあることなどが挙げられます。
カバーや箱を紛失している場合も同様です。
特に書き込みについては注意が必要です。
受験勉強をする際、赤本に直接書き込みをする受験生は多いでしょう。
しかし、直接書き込むのはあまりおすすめできません。
できるだけ書き込みが少ないキレイな状態が望ましいです。
もし直接書き込みをしてしまった場合は、消しゴムで消しましょう。
その際、力を入れすぎて赤本のページが破けてしまわないよう気を付ける必要があります。
また、折り目を付けないことも大切なポイントです。
重要なページ、後で見直したいページに折り目を付ける方はいるでしょう。
しかし、新品に近い状態ほど買取価格も高くなるため、折り目ではなく付箋を使うことをおすすめします。
2つ目のポイントは、参考書や問題集をセットで売ることです。
赤本を単品で売るのではなく、参考書も一緒に売ることで、より高く買い取ってもらえます。
赤本を使わなくなると同時に、他の問題集も不要になることは多いですよね。
そのため、赤本を売る場合は不要になった参考書や問題集を全てまとめて売ると良いでしょう。
参考書や問題集も、赤本と同様にキレイな状態が望ましく、また人気のあるものほど高く買い取ってもらえます。
古本は定価が付いていないため、どれだけ状態が良くても人気の無い本は販売価格が低くなってしまいます。
そのため、人気の無い参考書や問題集は買取価格が低くなってしまうため、状態だけでなく人気も考慮しましょう。
発行年度が新しいもの、人気予備校講師が書いた参考書、受験生や教師の間で内容が良い本と認識されているものは、人気が高いです。
そのような参考書や問題集を持っている場合、赤本と一緒に売ると高額買取が期待できます。
業者によって買取価格が大きく異なるということも覚えておきましょう。
業者の種類は、古本屋から特定の本を専門に扱う業者まで様々です。
複数の業者を比較し、ご自身の都合に合った業者を選びましょう。
宅配買取を行う場合、送料に関しては事前にしっかり確認しておく必要があります。
送料無料の業者もありますし、条件付きで送料が無料になる業者もあります。
今回は赤本の古本が売れる理由や、赤本を高く買い取ってもらうためのポイントについて解説しました。
赤本のコンディションに気を付けるのはもちろんのこと、他の問題集とセットで売ることや買取方法も大切なポイントです。
この記事を参考にして、赤本を高く売るためのポイントをしっかり押さえておきましょう。