先日、絵本を大量に買い取らせていただきました!
皆さんは思い出に残っている絵本などありますでしょうか。
親に何度も読み聞かせてもらった絵本、図書館で読んだ絵本、病院の待合室で読んだ絵本…
案外、小さいときに読んだものほど印象に残っていたり、影響を強く受けたりしますよね。
私は『ぐりとぐら』、『ねないこだれだ』、『どろんこハリー』などが強く印象に残っています。
今回はたくさんの絵本を買い取らせて頂きましたが、その中でも人気絵本作家レオ・レオニとその作品について紹介します。
レオ・レオニは、1910年、オランダの裕福なユダヤ人家庭に生まれます。
14歳の時にイタリアに移住し、その後はスイスのチューリッヒ大学で経済学を学びました。1939年にはイタリアにファシスト政権が誕生したことによりアメリカに亡命し、イラストレーターやグラフィックデザイナーとして活躍します。
1959年には自身の孫のために描いた絵本『あおくんときいろちゃん』を出版し、絵本作家としてデビューします。1962年にイタリアに戻った以降は、40冊もの絵本を刊行。
1981年には国際交流基金により、日本に1ヶ月滞在したこともあったそうです。
1999年、89歳でその生涯を終えました。
代表作には『スイミー』、『フレデリック』などがあります。
1963年に出版された絵本で、日本では谷川俊太郎の訳で1969年に出版されました。小学校低学年の国語の授業でおなじみの方も多いのではないでしょうか。
小さな魚のスイミーは、仲間たちと大きな海で暮らしていました。
仲間たちはみんな赤いからだなのに、スイミーだけが一匹だけ黒いからだでしたが、泳ぎの速さは誰にも負けませんでした。
ある日、住処に大きなマグロがやってきて小魚たちを食べつくしてしまいます。スイミーは得意の泳ぎをいかして逃げ、なんとか一匹だけ生き伸びることに成功します。
一匹になってしまったスイミーは海の中を放浪して様々な出会いを重ね、旅の途中でかつての仲間たちそっくりの赤い魚の集団を見つけます。
スイミーは大きな魚の脅威に怯える彼らに、知恵と工夫を凝らして大きな魚に怯えず暮らす方法を提案します。
いかがでしたでしょうか。
絵本の題名は覚えていなくても、「あっ、この話読んだことがある!」「あんな表紙の本うちにあったなあ」と懐かしく思い出す方もいらっしゃるかもしれません。
当店では思い出がいっぱいつまった絵本たちも買取査定もさせていただいております。
これを機に、おうちに眠る絵本を読みかえしてみるのも楽しいかもしれませんね。
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