みなさんこんにちは!ばれろん堂N村です。
今回は高速を飛ばして滝川市まで
安部公房全集全30巻の出張買い取りに行きました!
とても寒かったので、直ぐに札幌へ帰ることにしまして
泣く泣く松尾ジンギスカンを諦めました(´;ω;`)ウゥゥ
昔は読み物といえば全集でしたが、時代が変わり、
出版不況下の現在では敬遠されがちで、
おまけにかさばる、場所を取るとのことで本屋さんや読書家にとっても
あいにく評価が下がり続けております。
値段がつかないものが多いのは古い文学全集・美術全集などですが、
ざっと例を挙げてみますと・・
阿部泰山全集 井伏鱒二全集 澁澤龍彦全集
白洲正子全集 ドストエフスキー全集
三島由紀夫全集 坂口安吾全集 カント全集などなど。
今回買い取りした安部公房全集は・・45,000円買取です!!
どどどーーーん( `ー´)ノ!!
立派な函に収められているのはもちろんのこと・・
箱には数字が型押しされてお金かけてらっしゃる!!
表紙にはカッコいいプレートが・・!!
シンプルデザインで素敵ですよね。
函の中には写真が見えて細かい演出です。どんな写真なのか全体像が気になるところです。
安部公房はなんと北海道に縁があるんです!
生まれは東京ですが、両親は北海道開拓民、
本籍地は北海道上川郡東鷹栖町 (現・旭川市)です。
生後8ヵ月で家族と共に満洲に渡り、1946年引き揚げ船にて帰国。
北海道の祖父母宅へ家族を送り届けたのち帰京しました。
のちに小説家・劇作家・演出家として大成していきます。
全集は作者個人のあらゆる著述を収めるので、
作者の学術または文芸を根本から研究する事ができる資料となるため、
その価値はきわめて高いものがあります。
皆様のお宅に眠っている全集の蔵書を、次の読書家の方々にバトンをして下さい。
北海道内・札幌市での全集の買い取りは、ばれろん堂まで是非お売りください!!
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