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アルセーヌ・ルパンとは、実際の人物の名前ではなく、18世紀のフランスの小説家モーリス・ルブランが書いた推理小説、冒険小説「アルセーヌ・ルパンシリーズ」の中に登場するキャラクターです。ルブランの代表作であり、ルブランの人生の転機ともなった作品です。
作者であるモーリス・ルブランは、パリで純文学作家として執筆を始めますが、どの作品も売り上げが伸びず、40歳を過ぎるころまで貧乏作家生活が続きますが、編集者から大衆小説(冒険推理小説)の執筆を依頼されたことで、ルブランは当時推理小説としてヒットしていたコナン・ドイルのシャーロック・ホームズに対するアンチとして、「探偵」と対を成す「泥棒」を主人公とした作品作りを開始し、「アルセーヌ・ルパン」が誕生しました。
紳士にして冒険家。変装を得意として、軽妙で魅惑的な、大胆不敵の大泥棒「アルセーヌ・ルパン」の冒険譚は評判になり、以降、ルブランは作家人生のほとんどをルパン作品の執筆に費やしました。しかし、作家としての名声と、経済的なゆとりを手に入れる一方で、もともと純文学作家を志していたルブランは、犯罪小説で成功することに忸怩たる思いを感じており、「ルパンが私の影なのではなく、私がルパンの影なのだ」という言葉を残しています。
「アルセーヌ・ルパン」シリーズは、1905年の『怪盗紳士ルパン』から始まり、1906年『ルパン対ホームズ』、1909年『ルパンの冒険』、『奇岩城』以降も続編が書き続けられ、1924年には有名な『カリオストロ伯爵夫人』という長編小説が出版されました。本書は、現代でも色褪せない人気をもつルパンシリーズを収録した、読み応えのある全集となっています。
書名 | アルセーヌ・ルパン全集 |
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書名カナ | アルセーヌ・ルパンゼンシュウ |
著者名 | モーリス・ルブラン |
著者名カナ | モーリス・ルブラン |
ジャンル | 全集 |
出版社 | 偕成社 |
発行部数 | 345p(第1巻) |
サイズ | 19 x 12.8 x 3 cm |
(A.W様・男性・56歳)
ルパン三世の原作にもなっている、有名な冒険小説です。愉快な怪盗紳士であるアルセーヌ・ルパンの冒険や推理、はたまたトリックは、今読んでも心躍らせる高揚があります。
コナン・ドイルのシャーロックホームズとはよく対比されていますが、私としてはどちらも魅力的で、甲乙つけがたい名作であると思います。
怪盗としてのルパンも、女性や子供に優しい紳士としてのルパンも本当にかっこよくて、私の憧れのような存在でした。
(S.S様・女性・51歳)
亡くなった父の遺品を整理しようと父が使っていた書斎に入ると。本棚一杯に多くの外国文学の翻訳本があり、特に冒険推理小説ものが多数を占めていました。
モーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパンシリーズ、コナン・ドイルのシャーロックホームズシリーズの、翻訳されていない英語版もあり、よほど好きだったんだなと思います。
私も感化されて読んでみましたが、魅力的なキャラクターが活躍する場面はとても面白く、長く読まれ続けている理由がはっきりと分かりました。やはり有名な小説は偉大なんだなと、感動しました。
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