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本因坊秀和は1820年生まれの江戸時代の囲碁棋士です。
9歳の時に父親に連れられ本因坊丈和に入門し、13歳で剃髪して秀和と名乗りました。15歳で三段、19歳で六段に進み、囲碁棋士としての頭角を徐々に現していきました。
1938年、師である本因坊丈和が名人碁所を引退して本因坊丈策が家督を継ぎました。1839年に秀和が跡目となって21歳で七段に昇進します。そして1840年、秀和、元丈、知得と並んで囲碁四哲と称される幻庵因硯との争碁が行われました。
第一局では秀和が勝ち、二度目の対戦でも秀和が勝利を収めて二連勝し、これで幻庵は名人碁所を断念するに至ったと言われています。
秀和は名人の実力がありながらも名人になれなかった不遇な人物であり、その背景には維新後の幕府の動乱が深く関わっていました。秀和は1859年に幕府に名人碁所就任願を提出しますがこの頃争乱に手をこまねいていた幕府はこれを却下し囲碁界に目を向けなくなりました。
棋士の対局数が激減し、その後倒幕の伴い家元制度の廃止、屋地引き替え、家禄減石などが通達され、1871年には家禄奉還となり、秀和の経済状況は困窮しました。
そして1873年に秀和が死去。秀悦が本因坊を継ぎました。
「本因坊秀和全集」は、江戸の動乱期に生きた名棋士、本因坊秀和の打碁をまとめた打碁集となっており、江戸時代の名局を学ぶことができます。
書名 | 本因坊秀和全集 |
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書名カナ | ホンインボウシュウワゼンシュウ |
著者名 | 荒木直躬 |
著者名カナ | アラキ ナオミ |
ジャンル | 全集 |
出版社 | 誠文堂新光社 |
発行部数 | – |
サイズ | – |
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