古典といえば、昔学校で習いましたよね。『源氏物語』や『万葉集』とか。
万葉集といえば、現在の年号『令和』も万葉集にある「初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして 気淑(きよ)く風(かぜ)和(やわら)ぎ、…」という文から
「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味を込めてつけられましたよね。
それだけ古典というのは、日本人にとって由緒正しきものであり、今でも重要視される大切なものなんです。
しかし、新潮日本古典集成なんて普段聞いたことないですよね。ボクも初めて聞きました。
今回はその新潮日本古典集成について紹介いたしますね。
新潮日本古典集成だけで全巻で82巻もあるんですね。これだけあると置き場にも困りそうです。
まず、日本古典文学というのは先ほどの令和の件でお話した『万葉集』や『源氏物語』の他にも『竹取物語』『平家物語』『紫式部日記』
などの、誰もが一度は聞いたことある古典文学を全集として発行されたものです。
この日本古典文学のシリーズとしては3つに分類されます。
●『新日本古典文学大系』—岩波書店
●『日本古典文学全集』—小学館
●『新潮日本古典集成』—新潮社
その中でも『新潮日本古典集成』とは新潮社刊行の日本の古典文学の叢書で、新潮社の創立80年記念を機に、1976年出版してから1989年までとして全82冊が刊行されました。
今回買取したのは、その82冊です。しかし、新潮社は2003年から2004年にかけて別巻『南総里見八犬伝』を全12巻刊行しました。そのため、全て集めると計94冊にもなるんですね。
やはり歴史が詰まっているせいか、数も非常に多くなっているんですね。マンガやコミック全巻集めるより数倍大変そうです。
先ほどあげたいくつかの作品ですら、古典が苦手なボクでも全て聞いたことがあるんですよね。
それはなぜかというと、古典を学ぶ上では原点となる基本の書物ということもあり、需要が非常に高いんです。
古典の教員の方が買って集めていたり、学校の図書室で取り扱ったり…と用途はさまざまです。
ネット小説などが流行ってきている現代でも、古典だからこそ書物で読みたい!ということがポイントですね。
先ほど紹介した日本古典文学シリーズの『日本古典文学全集』ですが、元々1970年から1976年に全51巻発行されました。
しかし、1994年から2002年にかけて最新の研究成果に基づいた注釈と、現代語訳の併載という方針を踏襲した『新編日本古典文学全集』が刊行されました。
これが凄く需要があり、本買取ばれろん堂では全巻セットで8~9万円での高価買取としております!
新潮日本古典集成だけではなく、日本古典文学シリーズがもし、お家に眠っていたりする場合は、本買取のばれろん堂へご連絡お待ちしております!
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