知里真志保著作集の高価買取

知里真志保著作集の買取概要

買取金額は状態や全巻揃っているかどうか、月報が付属されているかどうかなど見させていただき、その時の相場できちんと査定させていただきます。

この手の全集は未開封のものも多く、状態が良ければそれなりの金額で買取いたします。

知里真志保著作集の概要

知里真志保は、北海道生まれのアイヌ言語研究者です。

1954年に大学から文学博士の学位も授与されています。

大学で講師として働きながらアイヌ語の語彙研究に腐心し、アイヌ民族の観点からアイヌ語を理論的に研究し、『分類アイヌ語辞典』などの著作を発表しています。

その他にも、アイヌ語地名研究者の山田秀三と共同で、アイヌ語の厳密な解釈を元にアイヌ語地名の研究を進め、数々の論文と『地名アイヌ語小辞典』などを編纂し、刊行しました。

また、言語学者服部四郎と共同して北海道・樺太各地のアイヌ語諸方言の研究を行い、アイヌ語の方言学の基礎を築きました。

知里真志保は、それまでなかった新たな学問として『アイヌ学』という学問を確立されたという業績を残すことになります。

人物としては、金田一京助を敬愛していましたが知里自身アイヌ民族の生まれという自意識があり、感情的な部分も含めて、学問的な批判を金田一に浴びせてきました。

また、アイヌ言語学の先駆者で会ったジョン・バチェラーと、研究仲間だった河野広道、更科源蔵、高倉新一郎らの著述にも辛辣な批判を繰り広げていました。

知里真志保の著作には、『アイヌ民譚集』、『アイヌ語法研究：樺太方言を中心として』、『かむい・ゆうかる：アイヌ叙事詩入門』、『知里真志保のアイヌ文学』などがあり、本書にもこの中のいくつかが収録されています。

知里真志保著作集の詳細

知里真志保著作集をお売りいただいたお客様の声

(D.B様・男性・54歳)

知里真志保の著作全集をばれろん堂さんに買い取ってもらいました。

他にもたくさん売りたい本があったので、出張買取で自宅まで来てもらい、その場で査定してもらって本をまとめて引き取って頂きました。

作業が丁寧で早くて素晴らしかったです。また次回もお願いします。

(F.H様・女性・46歳)

アイヌの言語研究者知里真志保の著作全集全6巻を、古い本でも買い取ってくれるというばれろん堂さんに持っていって査定してもらいました。

本に詳しいスタッフさんが査定してくださり、私も満足できる金額を提示されたのでその場で買い取ってもらうことにしました。

出張買取で自宅まで来てくれることも教えてもらったので次回は利用してみよう思います。今回はお世話になりました。

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