買取金額は状態や傷み具合などをみさせていただき、当社スタッフがその時の相場できちんと査定いたします。
アイヌ絵集成は1000部限定で販売されたこともあり、大変貴重でなかなか手に入りにくい書籍のひとつです。
「アイヌ絵集成」は江戸時代から明治時代にアイヌをモチーフとして書かれた風俗画を集めた書籍となっており、当時のアイヌ文化を知る上で大変貴重な資料となります。
1973年に刊行され、限定1000部のみの販売だったため非常に価値の高い書籍です。
江戸時代末期、当時は蝦夷地と呼ばれていた現在の北海道で、本州とは大きく異なった独自の文化体系をつくり上げていた民族がアイヌ民族でした。
その存在自体は古来から知られていたものの、深い交流はもつことなく、海で隔たれた蝦夷地は未開のまま長い間放置されていましたが、江戸から明治への移行期になって蝦夷地進出の動きが活発となり、船に乗って蝦夷地への渡来する回数が増えていくにつれて、蝦夷地に住まうアイヌ民族との交流が本格的に始まりました。
本書はそんな時代、本州から蝦夷地へと渡り、アイヌ民族の文化を絵によって残した絵師たちの風俗絵を集めて収録した1冊となっており、アイヌの生活の様子が細かいところまで描写されている絵を眺め、当時のアイヌの人々の生活の一部を覗き見ることができます。
アイヌの祭りイオマンテ、コタンの様子、狩猟の緊迫した場面など多彩な色彩と共に描かれているアイヌの生活文化を収録されて本書は資料価値があり、限定1000部ということで持っている方も少なく、買取では高額な値がつく可能性があります。
書名 | アイヌ絵集成 |
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書名カナ | アイヌエシュウセイ |
著者名 | 高倉新一郎 |
著者名カナ | タカクラシンイチロウ |
ジャンル | 民族文化専門書 |
出版社 | 番町書房 |
発行部数 | |
サイズ | 34cm |
(G.T様・男性・42歳)
アイヌ民族たちが描かれた絵がとても印象的な1冊で、アイヌ文化を勉強するのに重宝しました。
限定1000部販売というので査定では驚くような金額が提示され、即OKということで売りました。
民族書はあまり値がつかないマイナーなものだと考えていたのですが、ちゃんとしたものには相応の価値がつくのだと感心しました。
(S.H様・女性・38歳)
実家から出てきた本で、どんなもんかネットで調べると、なんと限定発売された貴重な本だということが判明しました。
私は読む気はしないのですが、限定品を売るのにちょっとためらっていて、どうしようか悩んだ末、結局は買取に出すことにしました。
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