【超レア物】『 戦前の満州の時刻表 』を３０万オーバーで買取しちゃいました！！

 

こんにちは、ばれろん堂です！

前回の更新から１週間くらい間が開いてしまい申し訳ありません(・_・;)
先日の大雪から出張買取の日程を調整し直したりとドタバタドタバタ…
週末にはまた荒れ模様と聞きますし、なかなかの逆境に日々立たされております。。

なんて弱音ばかりは吐いていられませんね。

と、と、そんなことよりも！
我々はとんでもないお宝を手にしてしまいました…！！

それがこちら！！

 

満洲 汽車時間表

 

 

１９３０年代、昭和初期頃に勃発した満州事変は皆さんもご存知ですよね。

こちらはその南満州鉄道、いわゆる満鉄の時刻表となります。
もちろん復刻版などではなく、８０年以上前ともなる大変貴重な戦前当時の原本です。

出版社はジャパン・ツーリスト・ビューローです。

 

 

状態も悪くはなく、今でもちゃんと綴じられしっかり通読も可能です！

私もついつい興奮状態で見入ってしまいました(笑)
当時の人々はこの冊子を片手に国をまたいで旅を楽しんでいたんですね…！
幻の超特急「あじあ号」の時刻なんかもバッチリ掲載されておりました。

 

   WikipediaよりFile:CNR SL-751.jpg / Manfred Kopka

 

こちらの超レア物、時刻表シリーズとして計７点の買取となったのですが、

なんとなんと、なんと。買取価格は７冊で≪３０万円超え≫！！

こんな価値が！？どっひゃ～！！という金額ですよね(笑)
そうなんです、この冊子たちにはあるんですよそんな価値が！ +(￣ー￣)

 

 

ジャパン・ツーリスト・ビューロー

 

１９１２年に外客の誘致などを目的として創立。略称はJTB。

アジアをはじめ欧米や外地の主要都市などにて各国言語による宣伝物を作成/販売、また時刻表や観光案内に関わる書物の出版することで国内観光の発展へと繋げた団体です。
国際観光局の設置後は、旅客斡旋や旅行文化向上を重点的にしたほか、戦時中はそれに伴う特殊集団輸送に従事しました。

当時の主な出版物は、「満洲支那汽車時間表」、「北支 汽車時刻表」といった時刻表のほか、
「台湾鉄道旅行案内」、「観光東亜」、「満支旅行年鑑」、「満州看板往来」、「木版画集 満州図絵」などといった観光に重きを置いたものとなっています。

 

 

満州事変

 

日本が中華民国の領地である満州へ侵攻し軍事制圧した事件を指します。
柳条湖事件(１９３１/９/１８)をきっかけに、塘沽協定(１９９３)が日中間で結ばれるまで続きました。
これによってによって両国は紛争状態へと突入し、全面戦争である日中戦争へと発展していきます。

当時の日本の行い自体には時代背景も含め賛否両論はございますが、
現代を生きる私たちにとっては当時を知るための貴重な品であり、そこには思い馳せるロマンが存在します。
日露戦争、ポーツマス条約にはじまり、関東軍や石原莞爾に若槻禮次郎、幣原喜重郎や犬養毅などなど。
今や社会科の授業で教科書の中に出てくる言葉たち、その渦中に存在した物証の重みはやはりそこらの古本とは違いますね！

古本屋として商いをしていて、こういった感動を味わえるのはその特権だったり(≧∇≦)

 

 

満州関連書籍・アイテム 強化買取中！！

 

当時を色濃く残す古書や、歴史的アイテム。物置・蔵に眠ってはいませんか？

満洲や支那に関するものは専門家の方々やコレクターの方に大変な需要がございます。
どんなお品物でも、ばれろん堂はしっかり査定＆高価買取をお約束致しますよ！！

戦前、戦中、戦後まもなくに制作や刊行された「満洲」「支那」に関する資料や古書の買取は是非当店まで！
特に戦前の時代の物は歴史的価値も高騰しており、まさにお宝と呼べる代物なのです！
生写真や絵葉書、チラシ・小冊子、ポスターにパンフレット、古地図や時刻表などの紙ものまで何でもどうぞ(^^)/

 

他所では価値のつかない珍品だって、
ばれろん堂なら「まさか」な金額がご提示できるかも…！？

 

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