ご家庭に不要になった古本がたくさんあり、買取をしてもらいたいと考えていらっしゃる方もおられるでしょう。
しかし、カバーのない古本はちゃんと買取してもらえるのだろうかと気になったことはありませんか?
今回は、古本屋でカバーなしの古本が買取してもらえるのかについて解説していきます。
結論から申し上げますと、表紙のない古本はほとんどの買取店で買取不可という扱いになってしまいます。
大手の買取業者やチェーンの買取店では買取時マニュアルが存在している場合が多いので、例外はあまりないと思われます。
カバーがない場合は買取をしてもらえないものと思っておくのがいいでしょう。
仮に買取してもらえたとしても、無償の買取になるケースが多いと思います。
カバーのない本は買取してもらえない可能性がかなり高いということでしたが、カバーがある場合でも、カバーの状態は買取額に影響してきます。
例えば、カバーにシミがついている、カバーが一部破れているというふうに、カバーに損傷が見られる場合は買取額が大幅に下がってしまう可能性があります。
ですので、ご家庭にある古本を買取してもらう際には、カバーの有無、またカバーの状態をしっかり確認しておくことをおすすめします。
先ほど、カバーがない場合は古本を買取してもらうことは難しいと申し上げましたが、本の種類によっては買取をしてもらえるケースもあります。
では、どのような本が買取してもらえる可能性があるのでしょうか。
それは、もともとの定価が高い本、または内容に興味を持つ人が多いような有名な書籍などがあります。
参考書などの一時的に需要が高くなるような本も、買取してもらえる可能性があります。
ただ、あくまで買取額は本自体の価値よりもその古本の状態をもとに判断されるのが一般的です。
ですので、一概に有名な書籍だから買取してもらえるとは言えないでしょう。
大手のチェーン店では、ある店舗で買い取った本はその店舗で販売される仕組みになっています。
店舗によっては買取してもらえるかも、くらいの認識でいるのがよいかもしれませんね。
先ほど、カバーがない古本は買取してもらえない可能性が高いと記述しましたが、カバーが折れている場合はどうなのでしょうか。
こちらも結論から言いますと、カバーの折れ具合によって買取の可否が決まります。
表紙が折れているからといって、すぐに買取をあきらめるのは早計だといえるでしょう。
気を付けてほしいのは、表紙が折れているからといって折れている部分を逆向きに折り曲げて無理に修繕しようとする必要はないということです。
無理に曲げようとして、本に余分な損傷を与えてしまうことも考えられるからです。
ではどのくらいの折れなら買取可能なのでしょうか。
それは買取業者によって基準が異なると言わざるを得ません。
ですので、いくつかの業者に頼んで査定をしてもらい、買取の可否を確認し、可能であれば買取額を比較検討するのが一番良い選択と言えそうです。
まとめると、表紙カバーの折れがある場合、買取できるかどうかはどのくらい折れているかによって決まる、またはどの業者に頼むかによります。
ですので、自分で買取不可だと判断せずに、一度複数の買取業者に査定をお願いしてみるのが良いということです。
ここまで、表紙カバーがない場合やカバーが折れている場合の買取について記述してきました。
仮に買取してもらえた際に、気になるのはその買取額の相場ですよね。
そこで最後に、カバーが紛失、または損傷されているケースの買取額の相場について解説します。
表紙カバーがなかったり折れたりしている場合は、確実にマイナス査定となってしまいます。
このような場合、通常の買取金額から半額くらいの査定になるのが一般的であると言えます。
買取市場ではこのようにかなり大幅な減額査定になってしまうでしょう。
しかし、カバーがない古本やカバーが折れている古本は、ネットオークションやフリマアプリに出品することで比較的高い値段で売れるかもしれません。
なぜなら、これらの手段を使えば、買いたい人と売りたい人の需要と供給が一致する確率が高くなるからです。
ですので、表紙カバーがなかったり折れたりしているために買取業者での買取をあきらめている方は、別の手段として考えてみるのも良いかもしれません。
今回は、カバーがない古本やカバーが損傷している古本は買取してもらえるのか否かについて解説しました。
売れないと思っている古本でも、案外買取可能なこともあるので、一度買取業者に査定してもらうと良いということでしたね。
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