家にある古本の買取を考えておられる方はいらっしゃいませんか?
せっかく買い取ってもらうなら、なるべく高く売りたいですよね。
買い取ってもらう前に、買取額を少しでも高くする方法を知る機会があれば嬉しいのではないでしょうか?
そんな方のために、今回は本の査定額を上げる方法を解説します。
本の買取金額を上げるための最も有効な手段は、本に付いている汚れをしっかり落とすことです。
なぜなら、買取店の店員は本の状態を見て、査定金額を決定しているからです。
例えば、色あせてしまった本やペンなどで書き込みがされている本を差し出されても、買い取ろうという気にはならないでしょう。
もちろん、表紙カバーや本体が破れていると大きく査定価格を下げてしまう要因になる可能性が高いです。
あまりに汚れの程度がひどいと、買取ができないという対応をされてしまうこともあります。
では、そうならないためにどうすれば良いのでしょうか。
一番のポイントは、日頃から本を大切に扱うことです。
本を読むときは、なるべく折り目を付けたりせず、軽くページを開くようにして読むのが良いと思います。
また、表紙のカバーを捨てずに保管しておくことも大事です。
さらに、本を購入する際にブックカバーをつけてもらい、汚れが付着するのを防ぐのも、買取価格を上げるためにやっておくべきことでしょう。
本の査定価格を上げるために、本をきれいな状態にしておくことが大事だということが分かりました。
それでは、自分で本をきれいにするためには、どのようなことをすれば良いのでしょうか。
ここでは、自分でできる本のクリーニング法について解説します。
まず、最初に保管している間に本に付いてしまったホコリを払い落とすことから始めましょう。
乾いた綿のタオルで本の表面をさっと拭いたあとに、本のページが閉じてある方を持って、軽く振ることによって本全体に付いたホコリを落とします。
その次に、本のページが開く側を下に向けて、本の表裏両方から軽くたたいてページの間に挟まっているホコリを落としていきます。
モップ型の静電気クリーナーや小さいノズルのついた掃除機があると、楽にクリーニングができるでしょう。
先ほど自分でできる本のクリーニング方法をご紹介しましたが、本の状態によって行うべきクリーニングの方法が変わります。
そこで、本の状態に応じたクリーニングの仕方を解説します。
本が濡れてしまった場合、そのまま放置しておくと本が傷んでしまう原因になります。
本が水などで濡れてしまったときは、濡れたページの間にコピー用紙やティッシュペーパーを挟んだうえで、風を当てて乾かしましょう。
この際、本の上に重りを乗せて、本が乾いた後にシワシワにならないように気を付けましょう。
日光があたる場所で保管していると、本が焼けて黄ばんでしまうことがあります。
本は一回黄ばんでしまうと、もとの白い色に戻すことは難しいでしょう。
しかし、黄ばんだ部分を削ることできれいな状態に近づけることが可能です。
やすりなどを使って、黄ばんだ部分や汚れが付着した部分を削り落とすことでクリーニングをしましょう。
本なるべく高い価格で買い取ってもらうためには、クリーニングなどによって本をきれいな状態に保っておくことが大切でした。
ただ、本をきれいな状態で保管できていれば、クリーニングをする手間も省けます。
ここでは、本をきれいな状態で保管する方法を解説します。
本を保管するにあたり、気を付けておくべきポイントは大きく3つです。
まず、保管する際は直射日光に当たらない場所に置いておきましょう。
日光が長期間当たった本は黄ばんでしまい、それが本の査定額に影響します。
また日光だけでなく、蛍光灯の光でも日焼けしてしまう場合があるので、注意しましょう。
次に、表紙カバーや帯は外して保管しておくことをおすすめします。
表紙がきれいな状態だと、査定額があがる場合があります。
表紙カバーや帯は汚れが付かないように大切に保管しておきましょう。
3つ目のポイントは、湿気に気を付けて保管することです。
湿気の高い場所に保管していると、本はシワシワになったりカビが生えたりすることがあります。
そのような状態では、査定額は大幅に下がってしまいます。
そのため、湿気の低い場所で保管するように心掛けましょう。
今回は、本の買取額を上げるための方法を解説しました。
本を高い値段で査定してもらうためには、本を日頃からきれいな状態にしておくことが大事です。
きれいな状態で保管するために、湿気や日焼けには気を付けてください。
古本を売ろうと考えておられる方は、一度本のクリーニングをしてみてはいかがでしょうか。