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2022年10月05日 コラム

古本の買取に税金はかかるの?解説します!

「古本の買取に税金がかかるのか不安」
「確定申告することになったらどうしよう」
このようにお悩みの方は多いでしょう。
古本や日用品を売却して得た利益に、税金がかかるのか疑問になっている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、古本買取で得た利益の確定申告と税金についてご紹介します。

 

古本買取から得た利益で確定申告が必要なの?

通常の古本を買取する場合には、利益として1冊10円から100円が相場です。
ですが、希少性が高く価値の高くなった古本は想定以上に利益が出る可能性があります。
希少性の高い古本とは、発売初期の人気本や漫画であれば人気作品の初版である本のことを言います。

さらに、長期連載本をまとめて売却する際にも高額買取が期待できます。
本を高く売ることができると、本の整理と高い利益につながるため一石二鳥ですよね。
その反面、買取による収入の確定申告が心配な方もいらっしゃると思います。
ここでは、古本買取による利益で確定申告が必要なのかをご紹介します。

古本買取は、古本を売って収入を得る形となりますが、この所得は非課税の対象となります。
所得は、税金がかかる課税所得とかからない非課税所得の2つに分類されます。
古本買取の場合、この2つの分類に分けると非課税所得です。

所得についての法律には下記のように記されています。

・日用品を売却しても非課税に該当する
・時価価値が30万円以下のものを売却しても非課税に該当する
・書画、美術工芸品、貴金属類等は、一個または一組の価格が30万円を超えないものは非課税に該当する

上記の内容を踏まえると古本での買取はほとんどが非課税に該当することがわかりますね。
確定申告が必要なのは、課税所得に該当するものに限られるため、非課税の場合には確定申告は必要ありません。

 

課税対象となるパターンをご紹介します!

ここまで、確定申告が必要であるかという内容をご紹介しました。
先ほどの30万円以下である場合や日用品の売却である場合でも、課税対象になるケースもあるため、注意が必要です。

しっかりと確認しなければ、いつの間にか課税対象になってしまっているという可能性も懸念されます。
ここからは、課税対象となるパターンを3つご紹介します。

1つ目は、売却する古本を仕入れているパターンです。
家にある日用品の売却は非課税ですが、売却する古本を仕入れて買取を行い、利益を得た場合は課税対象に該当します。

他の古本屋で価値の高い古本を探して購入し、他のお店で買取やフリマアプリに出品して利益を得るケースが例として挙げられます。
購入した商品は日用品に該当しないため、課税対象です。
これで得た所得は雑所得として扱われます。

2つ目は、ハンドメイド商品を売却したパターンです。

古本でハンドメイドというのは矛盾しているように感じられますが、古本にラミネート加工を施したり、本来の古本の形を少し加工加えることもハンドメイドとしてみなされる場合もあります。
ハンドメイド商品として扱われた売却商品は、課税対象となります。
これで得た所得は雑所得として扱われます。

3つ目は、1つの売却利益が30万円を超えるパターンです。
古本の売却で一冊が30万円を超えるというケースはほとんどありません。
ですが、30万円以上で買取される一冊については課税対象となります。
30万円を超える古本の例をご紹介します。

・初代ウルトラマンの漫画で初版で販売された古本
・とても昔のフィギュアも開封されていない綺麗な状態の古本

上記のように、とても希少価値が高く、現代に需要がある古本に関しては、30万円以上の買取が行われる可能性もあります。
税金がかかることを懸念している場合には、30万円以下での売却を検討するのも良い方法です。

 

雑所得の計算方法をご紹介します!

雑所得の計算は、公的年金と業務にかかるものと、それ以外に分けられます。
古本の売却による所得は、業務にかかるものとその他のどちらかに該当するため、公的年金以外の雑所得の計算方法をご紹介します。

まずは所得金額を求めます。
所得金額は、総収入額から必要経費を引いて求めます。
この際の必要経費は、収入を得るために要した費用の額のことです。
古本売却での経費は、古本を購入して売却した際の購入費などがあります。

次に税率表から税金の額を求めます。
古本の売却で200万円以上の所得を得ることはないと思うので、200万円以下の税率を用います。
200万円以下の場合は、所得金額に0.05をかけます。
所得金額に0.05をかけた額が、納税すべき税金です。

このように、税金を納めるとなると自分で計算をして税金を払う手間と、税金という出費がかかります。
税金がかからないように気をつけて古本を売却するのも1つの方法として有効ですね。
古本を売却するお店に税金がかかるか確認を取ることもおすすめです。

 

まとめ

今回は、古本の買取による確定申告と税金についてご紹介しました。
税金がかかることや確定申告に懸念がある方の参考にしていただけると幸いです。
ばれろん堂では、古本の高価買取を行っております。
古本の売却をお考えの方は、ぜひばれろん堂へご連絡ください。

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