「古本を買い取って欲しい」
「古本買取の際に税金が発生するか知りたい」
そのような思いをお持ちの方はおられませんか。
しかし、古本買取の際の税金について詳しく知らない方も多いはずです。
そこで、今回は古本買取の際の税金について解説します。
この記事を見て本の買取の際の税金の知識を身につけましょう。
古本を売ることで取得した利益は所得税の対象になるのか心配ですよね。
申告をしていなくて脱税なんてことを気にしている人も多いはずです。
結論から述べると、古本を買い取ってもらった際の利益の所得税は発生しません。
もちろん申告もする必要はありません。
所得税には対象となる資産とならない資産があります。
本は生活用動資産と呼ばれる資産の扱いなので、税金がかからないのです。
他の資産も所得税がかかるか知りたい場合は国税庁のホームページで確認してみましょう。
生活用動産とは、衣類等や自転車などの日常に通常必要な動産のことを言います。
他にも、30万円以下の貴族品や宝石なども生活用動産に含まれます。
しかし自動車であれば、業務、通勤用、レジャー用によって所得税がかかるかかからないがあるので注意しましょう。
そもそもせどりについて知らない方も多いのではないでしょうか。
せどりとは転売業者が古本屋で本の背中のタイトルを見て、買う本を選んでいたことが由来と言われています。
簡単に言うと、せどりの意味は安く仕入れて、高く売ることです。
例えば、古本屋さんに行って、中古本を安く仕入れてそれをアマゾンやメルカリなどで販売することです。
このせどりは利益を出すことが目的であるのでこの行為は完全に事業として扱われます。
つまり、せどりは事業なので、所得税がかかります。
せどりは仕入れの明細、領収書等がないと税金を取られるので、事業として行う方は税金がかかることは理解しておきましょう。
売る頻度や本に関係なく何かをオークションなどで売る際はどこからが事業でどこまでが事業でないのか判断するのは難しいですよね。
譲渡益には年50万円と言うはっきりとした基準が存在する一方、それ以外の判断は実際のところかなり難しいです。
限定ものの靴やレアな衣類などを売ってお小遣いにする方もいますが、その行為も事業とみなされるかもしれません。
それも、断続的にやっていて、かなりの利益が出ているとなると所得税を取られるかもしれませんね。
それを決めるのは税務署の判断次第です。
判断基準があやふやな部分が多いので、全てに所得税がかかるのかかからないのか決めるのは難しいです。
利益を出すために本などを売却することは完全に事業なので、税金が発生します。
利益を出すことを目的で行う方は、本を仕入れた数と本を売却したことによる利益をクラウドのマネーフォワードなどで帳簿をつけておくことをオススメします。
一手間加えるだけで買取価格を高くできます。
買取価格を高くするためには保存状態は良いことはやはり重要でしょう。
少し手間をかけることで、古本の状態を良くできます。
今から紹介する内容はすぐに実践できるので是非試してみてください。
少しでも本の状態を良くすることで、査定の際の印象も変わって、査定の価格も変わるはずです。
しかし、元々の買取相場が安い本はどれだけ状態が良くても、買取価格を高くすることは難しいので、注意しましょう。
本を査定してもらう際、カバーの汚れをそのままにしていませんか。
カバーの汚れはある程度は消しゴムで落とせます。
本の状態をもっと良くしたい方は、本の材質によっては劇落ちくんを使用できるので、是非試してみてください。
しかし、注意したいのが、綺麗にしようと頑張りすぎて逆に本の状態を悪化させてしまうことです。
特にザラザラした本の材質に注意しましょう。
本の状態をできるだけ悪化させないように、カバーは本から外して作業することをオススメします。
特に参考書や、教科書などの場合、本に直接書き込んでいる方も多いのではないでしょうか。
鉛筆での書き込みももちろん消しゴムで消せます。
書き込みを消しゴムで消す際、消しカスがページの間にたまらないように気をつけましょう。
古本を購入した際、わざわざ値札を剥がさない方も多いのではないでしょうか。
いくら状態が良くても、元々が中古品という理由で、高く査定してくれない可能性があります。
爪で簡単に剥がせる場合は問題ありません。
しかし、粘着力があるシールには注意しましょう。
無理に爪で剥がそうとすれば跡が残る場合があるので、オイルやシール液を使用することをオススメします。
今回は古本の買取の際の税金の知識について解説しました。
この記事を参考に古本の買取をご検討してみてはいかがでしょうか。
当社には買取に知識が豊富なスタッフがあなたのお悩み解決をお手伝いします。
買取についてより詳しく知りたい方は当社までお気軽にご相談ください。