絵本は、子どもたちの心に夢を与える魔法のアイテムですが、その価値は成長とともに変わります。
手元に眠っている絵本が、お小遣いに変わる瞬間が来るかもしれません。
また、絵本をきれいな状態で保管するための方法も解説するので、これから絵本を使う際の参考にしてください。
古本の買取方法とは?
古本屋
古本屋は、カウンターに持って行ってその場で査定してくれるので、手軽に絵本を売れます。
ただし、店舗によっては買取価格が低い場合もあり、また持ち込む手間がかかります。
そのため、近くに高価買取をしてくれる店舗がある場合は有利ですが、そうでない場合は他の方法を検討するのがおすすめです。
ネットオークション
ネットオークションは、買取価格を自分で設定できる利点があります。
しかし、出品手数料や発送費がかかる場合があるため、利益が少なくなる可能性があります。
また、出品作業が面倒であると感じる方には向いていないかもしれません。
そして、落札者とトラブルになることも多いので注意が必要です。
フリマアプリ
また、フリマアプリは多くの主婦層が利用しているため、絵本の買い手が見つかりやすいです。
しかし、多くのサイトがあり出品数が多いため、絵本をセットで売ったり、梱包(こんぽう)を丁寧にしていることをアピールしたりするなど、商品を目立たせる工夫をしましょう。
そして、取引が成立するまでの時間が不確定であり、すぐに現金化したい場合には不向きです。
宅配買取
宅配買取は、段ボールに使わない古本を入れるだけなので、自宅から出る必要がありません。
絵本を高値で買取してもらうコツ
汚れや傷があると価格が下がるため、査定前にはほこりを取り除いたり汚れを拭いたりするなど、できる範囲の手入れをしましょう。
特に、表紙やページの角は傷みやすい部分ですので、丁寧に扱うことが大切です。
単体で売るよりも、セットやシリーズで売った方が、高価買取が期待できます。
例えば、「ピーターラビット」の全巻セットや「はらぺこあおむし」の関連商品を一緒に買取に出すと、価値が上がります。
テレビやSNSで話題になった絵本は、買取価格が高くなる傾向にあります。
例えば、映画化やアニメ化が決まった絵本は、その情報が公になった瞬間から価値が上がるのです。
メディアの影響をうまく活かすことで、高価買取を実現するチャンスが広がります。
「しろくまちゃんのほっとけーき」や「はらぺこあおむし」など、有名なタイトルは常に高価買取の対象です。
これらの絵本は、世代を超えて愛されているため、新旧問わず高い価格がつきやすいです。
有名なタイトルを持っている場合は、その価値を最大限に活かしましょう。
絵本の保管方法
絵本をきれいに保管するために、4つのことに気を付けましょう。
1つ目は、本と本の間にゆとりを持たせて保管することです。
本棚に絵本を並べる際、本と本の間に適度なゆとりを持たせることが大切です。
このゆとりがないと、本を取り出す際に摩擦が生じ、表紙やページが傷つく可能性があります。
逆に、ゆとりを持たせすぎると、本が倒れやすくなり、傷がつくことがあります。
絵本は、高温多湿な場所に保管すると劣化が早まってしまいます。
特に、湿度が高い場所ではカビが生えやすく、買取価格が大きく下がる可能性があります。
また、直射日光があたる場所で保管すると、本が茶色や黄色に変色してしまうことがあります。
高温多湿な場所を避け、絵本を保管することで、きれいな状態の絵本を維持できます。
そのため、読む際にはカバーを外し、別に保管することがおすすめです。
カバーがきれいな状態であれば、買取価格が上がる可能性が高いです。
そのため、定期的に状態をチェックし、必要な手入れをしましょう。
例えば、ホコリがたまっている場合は、柔らかい布で拭き取るなどのメンテナンスが必要です。
まとめ
古本を買取に出す際は、古本屋に持って行ったり、ネットオークションやフリマアプリを利用したり、宅配買取を利用したりする方法があります。
また、状態が良い絵本や話題になった絵本は高値での買取が期待できるので、使っていない本がどのような状況が確かめてみましょう。
そして、絵本をきれいな状態で保存するためには、カバーを外して読んだり、保管場所に気を付けたりすることが必要です。