「古本買取を検討しているが本にダニが付いていないか不安」
「ダニなどの虫が本に付くことを防ぎたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
長い間押し入れの中に眠っていた本を買取に出す際には、虫が付いていないか心配になりますよね。
そこで今回は、虫の正体や予防方法、対策方法をご紹介します。
虫の予防方法について解説する前に、まず皆さんに知って頂きたいことがあります。
それは、本を長期間放置するとどのような問題が起こるのかについてです。
長期間放置していた本を買取に出す前に知っておくことをおすすめします。
また、本を長期間放置しようとしている方も、このような問題が起こりうるということについて知って頂ければと思います。
起こりうる問題について知っておくことで、未然に防いだり問題を最小限に抑えたりできますね。
本を放置すると、小さな虫が発生してしまいますが、その小さな虫は本以外にも影響を及ぼします。
この虫は、衣類や食品をも食べてしまいます。
押し入れの奥に本を放置しているという方は、その近くに衣類があるかどうか確かめてみて下さい。
衣類があると、その衣類を餌としながら繁殖してしまいます。
虫が増えるだけでなく、衣類にも穴が開いてしまいますよね。
また、食品につく恐れもあります。
直接人間に害があるわけではありませんが、ダニアレルギーなどをお持ちの方は悪化してしまう恐れがあります。
このように、本の放置によって本以外のものも影響を受けてしまうのです。
以上が、問題についてでした。
ここまで、本を放置することで生じる問題について解説しました。
やはり虫の種類について気になりますよね。
そこで、本につく虫の種類について解説します。
ぜひこちらについても知っておきましょう。
そして、この後ご紹介する予防方法や対策方法を実行し、本に虫がつくことを防ぎましょう。
1つ目は、チャタテムシです。
この名前の由来は、この虫の咀嚼音が茶を立てる時の音に似ているからだそうです。
色は淡褐色で、翅が無いものが多いです。
小さいのでダニと間違われやすいですが、ダニは肉眼では見えません。
しかし、この虫は肉眼で確認できる大きさです。
この虫が繁殖しやすい環境は、高温多湿な場所です。
畳の繊維などにも生息しています。
2つ目は、シバンムシです。
大きさはゴマ粒ほどで、色は赤褐色や茶褐色です。
この虫が好む環境は、22度から30度ほどの場所です。
皆さんは夏になれば冷房を付け、冬になれば暖房を付けますよね。
そのため、1年を通して発生しやすいです。
ドライフラワーや畳、ペットフードやお菓子なども食べてしまいます。
3つ目は、シミです。
この虫は8ミリから10ミリほどの大きさであり、先程ご紹介した2種類の虫と比べても非常に大きいです。
生存能力が強く、1年間何も食べなくても生きられます。
そのため、3億年前から今と変わらない形で生息しています。
以上が、虫の種類についてでした。
ここまで、虫の種類について解説しました。
本にはどのような虫がついてしまうのかについて深く知れたのではないでしょうか。
そこで最後に、これらの虫の発生を予防する方法、そして付いてしまった時の対策方法について解説します。
ぜひチェックしてみてください。
予防方法は3つです。
1つ目は、こまめに掃除をすることです。
ほこりが溜まりやすい場所は念入りに掃除を行いましょう。
ほこりが溜まると虫が発生しやすくなります。
虫が好むほこりを取り除き、虫を寄せ付けないことが大切です。
2つ目は、紙類や段ボールを溜め込まないことです。
これらは虫のすみかになってしまいます。
通販などをしているとついつい段ボールなどを溜めてしまいがちですが、定期的に処分するよう心がけましょう。
3つ目に、除湿を行うことです。
虫は高温多湿な場所を好みます。
こまめに換気を行い、湿度を一定に保っておくことで、虫の発生を防げます。
これら3つを意識することで、虫の発生を抑えられるでしょう。
続いて、有効な対策方法をご紹介します。
それは、ハーブやラベンダーのアロマオイルを数的垂らしたものを置いておくことです。
特に、虫の発生が気になる場所に置くと良いでしょう。
虫はこの匂いを嫌うため、対策になります。
しかし、100%天然由来のオイルを使う必要があります。
人工的な香りの場合は効果が得られません。
虫にお悩みの方はぜひアロマオイルを購入されてみてはいかがでしょうか。
以上が、予防方法や対策方法についてでした。
今回は、古本の買取をご検討中の方に向けて、ダニなどの本に付く虫について解説しました。
虫の種類や対策方法について詳しく知れたのではないでしょうか。
また、本を放置するとどうなるのかについても解説しました。
今回の情報を活用し、本をいつまでも綺麗に保てると良いですね。
疑問点がありましたらご相談ください。