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2023年10月19日 コラム

数学の専門書を売りたい!高価買取のコツをご紹介します!

多くの方が義務教育で学習する数学。
義務教育で習う数学の中でも方程式や、関数といった理論があったことを覚えているでしょうか。
実は、数学は多くの人が思っている以上に長い歴史を持ち、その過程でさまざまな分野や理論が生まれてきたのです。

そして、それらを伝えるための数学書も幅広い内容に対応しています。
本記事では、数学の専門書を売りたい方へ向けて、高価買取されやすい数学書の特徴や買取のポイントをご紹介します。

専門書は多くの人から需要があるジャンルとは言えませんが、一部の人からは非常に愛されているジャンルとも言えますので、ここで専門書を売るときのコツを把握しておきましょう。

 

数学の分野分け

数学は非常に幅広い分野を持っていますが、その中でも特に注目される主要な分野は以下の3つです。

数学基礎論

こちらは、数学の中でも基礎となる理論を指します。
日常の言語ではなく、専ら数学的記号を用いることから「記号論理学」とも呼ばれるこの分野は、ブール代数や計算機科学などの応用分野とも深く関わっています。

ブール代数や計算機科学などの応用分野は数理論理学に含まれますが、数学基礎論に含まれる論理はそれだけではありません。
例えば、集合論も数学基礎論の中の1つに当てはまります。
集合を簡単に述べると、同じ属性を持つデータの集まりのことです。

中学時代や高校時代でも習う集合ですが、集合論は自然数の集合や実数の集合など全ての集合を含むためさまざまな数学理論の基礎となっています。

純粋数学

こちらは、抽象的な数学の概念そのものを対象とした分野です。
以下のような学問が、純粋数学に含まれます。

・代数学

代数学とは、数の代わりに文字を使って方程式を解く方法から始まった学問です。
現代では、要素間の結合が定義された集合を研究することが主流になっています。

・幾何学

幾何学は、図形や空間に関する研究を行う学問です。
紀元前300年ごろにギリシャのユークリッドによって基礎が築かれ、現代では解析幾何学や微分幾何学などに発展しています。

・解析学

解析学とは、ライプニッツやニュートンが発明した微分積分学から発展した数学の総称です。
微分積分という言葉に聞き覚えがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
解析学では無限小の極限概念を基礎として、微分方程式論やフーリエ解析などを含んでいます。

応用数学

応用数学の分野では、数学を用いて現実の事象を研究したり、新たな数学理論を構築したりなど、名前からも推測できるように数学を応用して研究を行う分野です。
応用数学には以下のような学問が含まれます。

・統計学

こちらは、多くの要素からなった集団の現象を観察、もしくは分析する学問です。
医学や天文学などの研究にも使われているだけでなく、交通機関の運行計画やテレビ番組の視聴率など、生活で身近なところにも使われています。

 

数学専門書の高価買取の秘訣

数学書の中でも、特に高価買取の対象となる本には以下のような特徴があります。
以下のような数学書であれば、高価買取を狙える可能性がありますので、お家に数学書が眠ったままの方はぜひ探してみてください。

・人気書籍

数学書に限ったことではありませんが、やはり人気書籍は市場での需要が高い傾向にあります。
そのため、中古の場合であっても高価買取が狙えるのです。
古い書籍の場合でも価値が認められれば高価買取してもらえる可能性がありますので、諦めずに一度査定に出してみることをおすすめします。

・発売時期が新しいもの

新しい書籍は中古市場にあまり出回っていないため、その分需要が高いです。
そのため、購入したものの不要と感じたものはなるべく早めに売ると良いでしょう。
売る時期が遅くなってしまっただけで、買取価格が下がることもあるので「不要と感じたらすぐ行動」が高価買取の秘訣です。

・保存状態が良いもの

ご自身が買い手の立場に立って考えるとよくわかると思いますが、中古の数学書を買う際、書き込みがあるものよりもない方が望ましいですよね。
書籍の状態が良好であれば、それだけ需要も高まるので買取価格も上がる可能性があります。
特に、色ヤケや書き込みが少ない、新品に近い状態の本は高価買取の対象となりやすいです。

 

買取時の注意点

数学書の買取を検討する際、ISBNの有無を必ず確認しましょう。
ISBNとは「International Standard Book Number」の略称で、現在発行されている本には全てISBNの番号が記されています。

ただ、日本ではISBNの番号が記されるようになったのは1981年からですので、それ以前の本にはISBN番号は記されていません。
そのため、ISBN番号が記されていない本は古書とみなされ、買い取ってもらえない可能性があるのです。

また、ISBN番号がついていない本は古すぎるというデメリットだけでなく、お店側にとって在庫管理がしにくいというデメリットも。
せっかく持参したのに買い取ってくれない、と落ち込まなくて済むように、事前にISBNの有無は確認しておきましょう。

 

まとめ

数学は歴史の長い学問で、数学という学問の中にも数学基礎論や応用数学など、さまざまな分野があります。
そのため、数学に関する本も多く存在します。
家に使わなくなった数学書が眠っているという方は、新しい書籍であれば高価買取が狙えますし、人気のある書籍は多少古くても高価買取が狙えるので諦めてはいけません。

数学は奥深い学問であるため、違う分野の専門書を購入することもあると思いますが、使わなくなった書籍はぜひ買取に出してみませんか。
当社はメールフォームにて、24時間買取のお申し込みを受け付けておりますので、お手隙の際にでも買取に出す本を整理してみてはいかがでしょうか。
お待ちしております。

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