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2024年6月12日 コラム

雑誌の買取についてご紹介します!

雑誌は、流行やトレンドを知るための身近な情報源ですが、同時に一過性の高い商品でもあります。
そのため、雑誌の買取相場は他の書籍に比べると低めに設定されています。
しかし、中には高値で買い取ってもらえる雑誌もあるのです。
本記事では、雑誌買取の現状や高く売るためのコツ、買取されにくい雑誌の特徴などを詳しく解説します。
不要な雑誌を少しでもお金に換えたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

雑誌が買取されづらい理由

 

雑誌が買取されづらい最大の理由は、時代の流れに大きく左右されるからです。
以下、詳しく見ていきましょう。

1: 雑誌は一過性が高いメディアであるから

ファッションや芸能、トレンドなど、雑誌の内容はその時代を反映しているものがほとんどです。
つまり、雑誌は発売された当時のみ価値があり、古くなるほど需要が下がっていくのです。
一方、文庫本や単行本は普遍的な内容が多いため、雑誌ほど時代に左右されません。

2: 漫画は単行本で読まれることが多いから

雑誌に掲載される漫画は、後に単行本としてまとめられることが一般的です。
漫画ファンの多くは、単行本で購入して読む傾向にあります。
そのため、わざわざバラバラの雑誌をさかのぼって読みたがる人は少ないのです。

3: 専門的な内容の雑誌は価値が下がりにくい

一方で、専門的な内容のコラムや記事が充実している雑誌は、発売から時間が経っても価値が下がりにくい傾向にあります。
マニアックな情報を求める一部の読者にとっては、古い号も重要な資料となるのです。
ただし、こうした雑誌を扱う古書店は限られているのが現状です。

 

高く買取される雑誌の特徴

 

希少性の高い雑誌や、状態の良いものは比較的高値で買い取ってもらえる可能性があります。
高く売るためのポイントを確認しておきましょう。

1: 綺麗で状態の良いもの

キレイに保管されていて、汚れやシワ、破れなどがない雑誌は査定額がアップします。
日頃から丁寧に扱うことが大切ですが、売る直前に表紙を乾いた布で拭くだけでも印象が変わります。
また、中古品の場合は値札シールをきれいに剥がしておくのもおすすめです。

2: 発売されたばかりのもの

発売から間もない新しい雑誌は、買取価格が高くなる傾向があります。
特にファッション誌は流行の移り変わりが激しいため、古いものは需要が下がります。
読み終わった雑誌はすぐに売ることで、高値が付きやすくなるでしょう。

3: 付録がついているもの

ファッション誌を中心に、雑誌の付録は年々豪華になっています。
魅力的なバッグやコスメがついた雑誌は人気が高く、付録目当てで購入する人も多いのです。
そのため、付録付きの雑誌は付録なしよりも高く買い取ってもらえます。
古本店の中には、付録がない場合は買取不可としているところもあるので注意しましょう。

4: 創刊号やレトロ感のあるもの

創刊号や、昭和など過去の雑誌は希少価値があるため高値が付く場合があります。
古い雑誌ほど、状態の良し悪しが査定額に大きく影響してきます。
自宅に眠っているレトロな雑誌は、思わぬ高値で売れるかもしれません。

5: コアなファンに人気の雑誌

マニアックな趣味やサブカルチャー系の雑誌は、一般的な古本買取店では扱っていないことがほとんどです。
しかし、コアなファンの中では根強い人気があるジャンルもあります。
これらの雑誌は専門店に持ち込むと、意外な高値で買い取ってもらえるかもしれません。

 

買取されにくい雑誌の特徴

 

古本買取店の中には、雑誌自体を買い取っていないところもあるほど、雑誌は売れにくい商品といえます。
なかでも、以下のような雑誌は買取不可とされやすいので覚えておきましょう。

1: 発行から1年以上経過したもの

発売から1年以上経ってしまった雑誌は、情報が古くなっているため買取不可とされるケースが多いです。
とくにファッションやニュース、トレンド情報を扱う雑誌は、鮮度が命。
最新号でないと、ほぼ買い取ってもらえないと考えておいた方が良いでしょう。

2: コミック雑誌や小説誌

週刊少年ジャンプをはじめとするコミック誌や、少女向けの小説が掲載されている雑誌も買取不可とされやすい商品です。
マンガは単行本で、小説は文庫本で読まれる機会が圧倒的に多いためです。
コミック誌はページ数が多く、フリマアプリでも送料がネックになって売れ残りやすい一面もあります。

3: 特定ジャンルの雑誌

そのほか、アダルト系やギャンブル系、不動産情報誌や通信教育の講座テキスト、起業や転職、子育てなど特定のジャンルに特化した雑誌は買取対象外のことが多いです。
一般的な古書店では需要が見込めないジャンルだからこそ、買い取りを行っていないのでしょう。

 

まとめ

 

本記事では、雑誌が買取されにくい理由や、高く売るためのコツについて解説してきました。
雑誌は情報の鮮度が命であり、発売から時間が経つほど価値が下がっていく傾向があります。
しかし、綺麗な状態を保ったり、付録付きのものを選んだりすることで、少しでも高値で買い取ってもらえる可能性があるのです。

一方で、発行から1年以上経過したものやコミック雑誌、マニアックすぎる特定ジャンルの雑誌は、買取不可とされやすい傾向もあります。
本記事が雑誌の買取について理解を深める参考になれば幸いです。

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