こんにちは!本の出張買取「ばれろん堂」です。
しばらく読んでいなかった本を押し入れの奥から引っ張り出して開いてみたら、中から虫が…なんて経験ありませんか?
大切な本を虫に食べられてしまっては大変!
今回は虫干しの方法や本の保管方法など、「本の害虫」対策の情報をお伝えします!
本につく虫でよく見られるのは「コナチャタテ(別名:本しらみ)」です。
1mmほどの白くて小さい虫です。
コナチャタテは湿度を好み、カビを食べる虫です。
実は、本そのものを食べてはいないのです。
しかし本に被害がないからと言って、放置していいわけではありません。
コナチャタテの死骸や糞はアレルギーや喘息の原因になりますし、人を刺すツメダニの餌にもなるので、できるだけ避けたいものです。
本に直接被害が出る虫は、紙の表面を削るように食べる「紙魚(シミ)」や、害虫として本だけではなく家財にも影響をもたらすキクイムシ、シロアリなどがあります。
これらの虫が本につくと、大切な本を食べられて穴が開いてしまいます。
本に沸いてしまった虫を駆除するのには「虫干し」が効果的です。
お日様のもとで本を干して、虫を退治する方法です。
虫干しに適しているのは9月から11月のカラッと晴れた日の午前11時頃から午後3時頃までの時間帯です。
雨の翌日や梅雨時期などは空気中の湿気が多いので避けるようにしましょう。
虫干しは風通しの良い日陰か、直射日光の当たらない屋内で行います。
直射日光が当たると本の日焼けや変色の原因になるので注意しましょう。
本を立てて90度以上180度以内の角度で広げたまま数時間放置するか、ページをめくりながら空気に触れさせます。
数回パラパラとめくって全てのページを空気に触れさせた方が効果は高まります。
本から虫を払い落とすのと同時に湿気を飛ばせるので、湿気で本が傷むのも防げます。
本の保管方法に注意して、普段から虫がつくのを防ぎましょう。
コナチャタテも紙魚(シミ)も、本に付く虫は湿気が大好きです。
湿気がこもらないように保管することが重要です。
読まないからって段ボールに入れて、押し入れの奥深くにしまい込むのは一番悪いパターン!
ダンボール保管は湿気がこもりやすく、虫の付きやすい環境になってしまいます。
読まない本はばれろん堂を利用して売ってしまうことをオススメします(^^)/
押し入れや倉庫内にしまうのであれば、プラスチックケースを使い、乾燥材や除湿剤も一緒に入れて湿気がこもらないように注意しましょう。
本棚へ収納する場合も本を詰め込みすぎず、床に置くときも直置きはNGです。
すのこなどを敷いて底上げしたうえでその上に本を置くなど「空気の循環しやすい環境」を作ることが大切です。
生活の中で必ず発生する汚れやホコリも虫の餌になってしまいます。
こまめに掃除をして清潔な部屋を心がけましょう。
また、掃除で本を動かすことで、空気の循環を促し、湿気のこもりにくい環境をキープできます。
定期的に本の虫干しを行えば、もし虫が沸いても大量発生する前に退治することができます。本に虫がついていなくても、本を時々開いて確認することが大切です。
虫そのものを避けるという意味では、防虫剤を本棚や保管箱へ入れておくのも一つの方法です。
湿気対策と一緒に行っておくと安心ですね。
防虫剤の中には化学反応で本にシミを作ってしまうのもや、臭いがつきやすいものもあるので注意しましょう。
本につく虫は「湿気」と「ホコリ」が大好き。
収納や保管の際には湿気とホコリに気を付けることで、虫を防いで本をキレイに保管することができます。
虫の退治や大量発生防止のためにも定期的に虫干しを行って、大切な本をキレイに保ちましょう。
読む可能性が低い本は、思い切って価値のあるうちに買取に出すのも一つですよ!
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