「冒険王」のような昭和の絶版漫画雑誌は、今ではとても貴重な雑誌です。
1949年から1983年までに発行・発売された漫画雑誌なので、現在持っている方も少なく、高値で取引される傾向があります。
当店では1冊1冊、現在の取引相場を基に査定させていただきます。
冒険王は1949年から1983年の34年間に亘って秋田書店から発行されていた月間の漫画雑誌で、主に小学生の男子を読者対象としていました。
雑誌名の通り冒険ものの作品が多く掲載されていましたが、創刊初期にはサブタイトルとして「痛快・漫画と読物」と表記されていたように、マンガだけではなく小編の小説の連載もあったことが当時の漫画雑誌と異なっている点でした。
1960年代後半からは他の漫画雑誌との差別化を図るため特撮ものやアニメ作品も掲載するようになりましたが、テレビアニメの台頭には勝てず1983年4月号を最後に廃刊となりました。
書名 | 冒険王 |
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書名カナ | ボウケンオウ |
著者名 | – |
著者名カナ | – |
ジャンル | 漫画雑誌 |
出版社 | 秋田書店 |
ページ数 | – |
サイズ |
創刊初期には冒険を主体とした月刊漫画雑誌は他社から発行されておらず、小説も読める漫画雑誌界のパイオニアとして人気を博していましたが、週刊漫画雑誌が販売されるようになり試行錯誤を続けた結果、秋田書店でもうひとつ別の月刊漫画雑誌を発行することになりました。
これにより冒険王は、テレビで人気の高い特撮ものやアニメ作品も掲載するようになり、変身ヒーローものやロボット系、スーパー戦隊シリーズの他にスポーツ選手などの記事にも力を入れるようになりました。
当時の定価は390円で、複数の付録が付いていたことが特徴です。
付録の内容はすごろくタイプのゲーム盤や人気スポーツ選手のプロマイド、組み立て式のロボットなどで、中古市場でもこれらの付録は入手困難となっているため未開封のものは非常に高額で取引されています。
また、誌名の前に「少年少女」と付いている創刊初期のものについても希少価値が高く、紙面の劣化やキズ、破れなどがあっても高額取引の対象となっています。
なお、別冊の季刊誌としても同じ誌名で発行されていましたが、1966年から1974年と期間が短く発行部数も比較的少ないため、中古市場では同様に人気となっています。
(A.E様・女性・18歳)
ゴールデンウィークにおじいちゃんの家に遊びに行ったら古い漫画雑誌がたくさんあったから試しに写真を撮ってばれろん堂のLINEに送りました。
少年少女冒険王と他の古い漫画雑誌合わせて4万円で買い取ってもらえて、おじいちゃんから半分お小遣いとしてもらってラッキー!!
またおじいちゃんちで宝探ししようと思います!
(R.Y様・男性・74歳)
物置の片付けをしていたら冒険王など昔の絶版漫画雑誌が数冊出てきました。
少し破れていたり、砂埃で劣化していたり、とてもきれいとは言えない状態でしたので、まさか売れるとは思わなくて、紐で縛って玄関に置いておいたらお隣さんに売れるのではないかと言われて電話で問い合わせてみました。
するとそのまさかで、高値で買い取ってもらいました。
捨てる前で良かったです。
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