「それいゆ」のような絶版雑誌は、今ではとても貴重な雑誌です。
特に中原淳一のイラストは今でも人気が高く、それいゆを欲しい方はいらっしゃいます。
当店では1冊1冊、現在の取引相場を基に査定させていただき、探している方へお届けします。
↑今見てもおしゃれですよね。昭和のものとは思えない。
「それいゆ」とは、終戦からちょうど一年後の1946年に中原淳一が創刊した女性誌です。季刊、隔月刊を繰り返して1960年の14年間で全63冊が刊行されました。創刊号の表紙を飾ったのは美貌のバイオリニストとして当時話題だった諏訪根自子で、表紙に載った創刊号には写真付きのコラムも掲載されました
。「それいゆ」の特徴としては中原淳一の表紙絵が登場する印象が強いと言われており、当時の人気画家であった中原淳一の人気ぶりが窺えます。また、創刊当初では中原以外の絵師も「それいゆ」の表紙絵を描き、木部清、藤田嗣治、長沢節、岩田専太郎、宮本三郎なども描いていました。中原淳一は3号と7号、そして9号から60号までの表紙絵を担当し、61号から最終号である63号では中原が筆を持つことができなくなったため写真を採用しています。
「それいゆ」はフランス語で太陽を意味し、『女性の暮らしを新しく美しくする』というモットーを掲げて、ファッション、美容、暮らしなど様々な分野の記事を幅広く掲載し、戦後の女性たちにこれまでにない新たな女性像を提供し、意識改革を促した伝説的な雑誌です。戦後の動乱の中をたくましく生きる女性にエールを送るような内容は、中原の『美しくあれ』というメッセージに感化された女性たちのバイブルとなりました。
「それいゆ」をつくった中原淳一は、昭和初期の刊行されていた『少女の友』という女性雑誌で人気画家としての名声を得て、「それいゆ」だけでなく『ひまわり』、『ジュニアそれいゆ』という女性誌を次々に発刊し、時代に揉まれる女性たちのカリスマ的存在となった人物です。雑誌編集に留まらず多くの分野でパイオニアとなり、戦後の流行の第一線で活躍し続けました。
書名 | それいゆ |
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書名カナ | ソレイユ |
著者名 | – |
著者名カナ | – |
ジャンル | 女性雑誌 |
出版社 | ひまわり社 |
発行部数 | |
サイズ | 18x 21 cm |
(R.H様・男性・78歳)
家を取り壊すことになったので急ぎで片付けをしています。
妻が大切にしていたものの中にそれいゆがたくさんありましたので、処分するにも捨てるのはもったいないと思って娘に相談して買い取ってもらうことにしました。
欲しい人の手に渡ればそれだけでいいと思っていましたが、買取金額をもらうとやっぱり嬉しいもんですね。
(A.W様・女性・45歳)
母が持っていたそれいゆを買い取ってもらいました。
中には古くなって少し破れているものもありましたが、古いものなので当然劣化するそうで、買取対象になりました。
母の思い出の品なので捨てずにすんで良かったです。
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