楽譜は多くの古本の買取業者で買い取ってもらえるでしょう。
しかし、自分が持っている楽譜が売れるかどうか分からず、いつまでも所有し続けている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで古本の買取業者に買い取ってもらえる楽譜の特徴やおすすめの買取方法を紹介します。
特徴1つ目は比較的新しい楽譜です。
新しい楽譜は需要があるため、値段が付きやすいと言えるでしょう。
最初から楽譜を売るつもりであれば、売る時期を決めておくことをおすすめします。
特徴2つ目は楽譜に書き込みが少ないことです。
古本と同様に多少の書き込みがあるくらいなら買取は可能です。
しかし、書き込みが多すぎると買取不可になる可能性もあるため、注意しましょう。
どうしても書き込みがしたい場合は後から消せる鉛筆で書くことをおすすめします。
ボールペンで書き込むと消せないため、買い取り価格に影響します。
また、コピーを取ることも有効でしょう。
コピーしたものは売れないため、ボールペンやカラーのマーカーで書き込めます。
さらに、コピーした原本を大切に保管しておくと書き込みを消す手間が省けます。
より良いパフォーマンスをするために書き込みが必須という方に向いているでしょう。
特徴3つ目は日焼けが少ないことです。
日焼けした楽譜を元の状態に戻すことは非常に難しいため、日焼けした本の買い取り価格は上がりにくいです。
直射日光に楽譜が長い間晒されていると黄色く変色してしまいます。
変色は紫外線によって紙が酸化することで生じることはご存知でしたか。
楽譜の保存をする際は直射日光の当たらないところにすると良いでしょう。
また、本の日焼けは蛍光灯の光も原因になる可能性があります。
そのため、光が当たらない場所で保管すると日焼けする可能性を大幅に減らせるでしょう。
また、湿気やカビも日焼けの原因となり得ます。
暗いところで保管する際は除湿についても気にする必要があります。
特徴4つ目は楽譜が紛失していないことです。
楽譜は全てのページが揃っていないと使えないため、必ず揃った状態で買取をしてもらいましょう。
普段から楽譜を失くさないようにしておくと、いざ売るときに慌てなくて済みます。
おすすめの方法はコピーを取ったり、データ化したりすることです。
こうすると原本を使わずに済むため、失くす確率を減らせるでしょう。
楽譜は場所を取るため、データ化をすることでスペースを有効活用できるといった利点もあります。
上記では買取が可能な楽譜の特徴を紹介しました。
より高額で買い取りしてほしいと思っている方もいらっしゃるでしょう。
そこで、高価買取の可能性がある楽譜を紹介します。
1つ目は輸入された楽譜です。
音楽を専攻している方やピアノを一生懸命されている方の中には輸入版の楽譜を所持している方もいらっしゃるでしょう。
輸入版の楽譜は値段も高く、手に入るまでに時間がかかるため、手軽に手に入れたいと思っている人は多くいます。
そのため、輸入版の楽譜は需要が高く、高値になりやすいと言えるでしょう。
しかし、輸入版の楽譜はコードが異なるため、買取不可の業者も存在します。
売る前に下調べをしておくことをおすすめします。
2つ目はレアな楽譜です。
なかなか手に入らないような楽譜を売ると高価買い取りの対象になりやすいでしょう。
さらに人気のアーティストの楽譜も需要が多くなるため、高値が期待できます。
このように、コレクターがいそうなジャンルの楽譜は業者が高価買取してくれると言えます。
楽譜を買い取りしてもらう方法は出張買取と宅配買取と持込買取の3種類があります。
ここでは出張買取と宅配買取について紹介します。
出張買取は業者が売り手の指定する場所へ行って査定をする方法です。
出張買取のメリットは発送する手間を省けるため、手軽に依頼できることです。
売りたい物があるけれど、買取業者のところに持って行くのが億劫な方に向いていると言えるでしょう。
また、査定額に満足いただけたら、その場で現金をお渡しします。
すぐにお金が手に入ることもメリットの1つでしょう。
宅配買取は業者に売りたい物を送って査定してもらう方法です。
宅配買取のメリットは場所や時間を選ばないことです。
宅配買取の場合、依頼者は24時間いつでも発送できるため、引っ越しの作業に追われている方や、業者との日程が合わせられない方に向いていると言えるでしょう。
また、どこからでも発送できるため、出張買取の範囲外であっても買いとってもらえます。
さらに、送料がかからないこともメリットと言えるでしょう。
送料を負担してくれる業者が多いため、コストがかかりません。
しかし、全ての業者が対応しているわけではないため、事前に調べることをおすすめします。
今回は買取をしてもらえる楽譜と高価買い取りが可能な楽譜の特徴、楽譜を買い取りしてもらう2つの方法について紹介しました。
楽譜は状態の良いものが売れ、コレクターが一定数いるジャンルの楽譜が高値になりやすいことがお分かりいただけたと思います。
楽譜を売りたいとお考えの方の参考になれば幸いです。