皆さんは、古本を放置することでアレルギー症状を引き起こす可能性があることをご存知ですか。
古本をずっと放置しておくと、身体にさまざまな悪い影響を与えてしまうことがあるのです。
そこで今回は、古本を放置することで起こり得る問題や、アレルギー症状の例についてご紹介します。
まずここでは、古本をずっと放置しておくと生じる問題について解説します。
皆さんの中には、古い本を開くと中から小さな虫が出てきたという経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本を放置するとダニが発生するという話はよく聞きますが、発生するのはダニだけではありません。
その他に発生する虫として、シミやチャタテムシ、シバンムシといった本の紙を食べてしまう代表的な虫が挙げられます。
それぞれの特徴にはどのようなものがあるのかを続けて紹介します。
まず、シミについてです。
シミは3種類の虫の中でも最も古くから知られている虫です。
大きさは約1センチで、長い尾と触覚があり、くねくねとした動きが特徴的です。
寿命は7年から8年と言われており、比較的長く生きます。
続いてチャタテムシは、シミに比べてかなり小さく、約1ミリから2ミリの大きさの虫です。
その小ささからダニと間違えられることが多いのですが、チャタテムシは多湿で薄暗い空間に住み着く特徴があります。
主にカビや埃を食料とするため、チャタテムシは不衛生な場所に発生する代表的な虫だと言えます。
最後のシバンムシは、食材や建材の害虫とも言われています。
穴を開けるように紙を食べていくため、本をボロボロにさせてしまうことがあります。
そのため、古本を売ろうとお考えの方にはとても厄介な虫だと言えるでしょう。
古本の放置によりダニもよく発生しますが、ダニによるアレルギー症状にはどういったものがあるのでしょうか。
そもそも、ダニによるアレルギー症状は花粉によるアレルギー症状とよく似ているため、花粉と間違えられることがよくあります。
しかし、花粉は1年のうちに花粉が発散する時期にだけ起こるのに対し、ダニによる症状は季節関係なく年中起こります。
そのため、ダニによる症状は通年性アレルギー性鼻炎に分類されます。
ダニアレルギーの症状としては、以下の通りです。
・くしゃみ、鼻詰まり、鼻水
・目の痒み、充血、涙、ゴロゴロ感
・せき、呼吸困難
・皮膚の痒み、湿疹
ダニが大量発生すると、呼吸困難といった命に関わる症状が起こる可能性もあるため、注意が必要です。
ダニやその他の虫の発生だけではなく、古本の放置はハウスダストも発生させます。
ここでは、ハウスダストによるアレルギー症状について紹介します。
そもそもハウスダストとは何かと言うと、家の中にあるチリや埃よりも小さい、1ミリ以下の目に見えないものを意味します。
そのハウスダストの中には、ダニの死骸やフン、カビや細菌、花粉など、さまざまなものが含まれています。
ハウスダストはとても小さいため、空気中に舞い上がりやすく、吸い込むことでアレルギー反応を引き起こしてしまう可能性があります。
例えば、その症状には、くしゃみや目の痒み、鼻水や鼻詰まりといった症状が挙げられます。
その他にも、皮膚の炎症や痒み、肌の乾燥やせきなども発生させます。
ハウスダストは基本的にどの家にも存在しますが、その量が多いと様々な病気を引き起こす場合も考えられます。
例を挙げると、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎や気管支喘息などです。
それぞれ個人差はありますが、気管支喘息の場合は重症化しやすいため、治療が必要になってしまいます。
古本を放置させないことも大切ですが、普段から家を清潔に保つように心掛けることも重要です。
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今回は、古本を放置することで起こり得る問題や、アレルギー症状の例についてご紹介しました。
古本を放置すると、ダニを含む虫やハウスダストの発生、それらによるアレルギー症状を引き起こし、衛生面だけではなく身体にも悪影響を及ぼします。
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