「古本買取の際、値札シールは剥がした方が良いのかどうかが知りたい」
このようにお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論を言うと、値札シールを剥がしておいた方が買取価格アップが期待できます。
そこで今回は、値札シールの剥がし方や価格アップのコツなどを解説します。
値札シールを剥がしておいた方がいいと既にお伝えしましたが、ではなぜ剥がしておく方が良いのでしょうか。
ここでは、その理由について解説します。
1つ目は、査定の際、値札シールが貼られているかどうかがしっかりチェックされているからです。
査定の際、本や漫画の場合は特に美品状態に基づいて価格が設定されます。
しかし、本に値札シールがついていると、一度再販されたものであるということが確認できます。
つまり、査定では本が綺麗かどうかだけではなく、値札シールに記載されている価格を参考に決められるため、値札よりも低い価格が設定される可能性があるのです。
2つ目は、値札シールが買取価格に影響する可能性があるからです。
先ほどご紹介した通り、値札シールの有無も査定を行う基準の1つとなっています。
まだ値札シールが付いたままの状態だと、シールを剥がすという手間がかかってしまうため、買取価格を下げられてしまう可能性があります。
中には、値札シールがあっても減額の対象にはならないという店舗も存在しますが、買取価格のアップを目指すのであれば、事前にシールは剥がしておきましょう。
値札シールが貼られてから長時間経っていると、なかなか剥がれにくかったり、剥がれてもベタベタしていたりと、なかなか綺麗にははがせませんよね。
しかし、ある方法を使えば長時間経過した値札シールも簡単に綺麗に剥がせます。
ここでは、綺麗に値札シールを剥がす方法を3つ紹介します。
シール剥がし液は、100円ショップでも売っている便利なアイテムです。
市販のものであれば、本以外のものにも使用できるため、1つ持っていて損はしません。
シールの剥がし方としては、まず値札シールに綿棒で液を塗ります。
スプレータイプのものであれば、シールに向かって液を吹きかけてください。
液を吹きかけてから1分間経過しないと効果は現れないため、ここで少し時間をおきます。
1分経過したら、値札シールを剥がします。
爪で剥がせますが、ヘラがある場合はヘラを利用することでより簡単に剥がせます。
全て剥がし終えたら、本に付いた液を拭き取って終了です。
ウェットティッシュは、どの家にも1つはある身近なものではないでしょうか。
中でもアルコールが含まれているものであれば、より簡単に値札シールを剥がせます。
まず初めに、シールの部分をウェットティッシュで擦ります。
シールがふやけてくるまで軽く表面を擦りましょう。
ある程度シールが全体的にふやけてきたら、ティッシュで強めに拭き取ります。
何度も拭いていくと、そのうちシール自体がボロボロと剥がれてきます。
ティッシュの繊維がシールの部分にくっつかなくなるまで拭き取りましょう。
そうすると、粘着部分も取れて綺麗な状態になります。
実はドライヤーでも、値札シールは剥がせます。
普段から使用しているドライヤーなので、特別に準備する必要がなく簡単に行えます。
方法としては、まず値札シールをドライヤーで温めます。
その際、シールの一部分を剥がし、その剥がした部分に温風を当てて乾かしましょう。
温風を当てることにより、シールの粘着力が薄れシールが剥がれやすくなります。
シールが全体的に温まったら、ゆっくりと剥がしていきましょう。
もし一度で剥がしきれず、ベタベタが残ってしまったら、ティッシュで擦ったり、ライターオイルで拭き取ったりすると綺麗に剥がれます。
最後に、古本の買取価格を上げるためのコツをご紹介します。
1つ目は、漫画の場合は全巻セットで売ることです。
1冊だけ足りなかったり、途中の巻のみを売る場合は、思うように価格がつかない可能性があります。
全巻揃っているとその分高く売れやすいため、1冊だけ足りない場合は、古本屋でその足りない分を購入してから売るとより買取価格アップに繋がります。
2つ目は、綺麗な状態にしておくことです。
埃や汚れがついていると、良い価格ではなかなか売れません。
新品のような状態は難しくても、家で埃を取ったり、ある程度の汚れは拭いて落としたり、できるだけ綺麗にしてから売るようにしましょう。
今回は、値札シールの剥がし方や価格アップのコツなどを解説しました。
値札シールは、買取価格に影響する可能性があるため、事前に剥がしておくことをおすすめします。
また、綺麗に剥がせないという方は、今回紹介した方法を一度試してみてはいかがでしょうか。
この記事を参考にしていただけると幸いです。