法律書が自宅に保管されている方や、法律の勉強を終えて法律の専門書を手放したいとお考えの方はいらっしゃいませんか。
専門書は知識を蓄える上で大きく役に立ちますが、自宅に眠っていては価値が下がっていってしまうばかりです。
そこで今回は、法律の専門書の買取事情を四つのトピックで解説します。
法律の専門書をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
法律の専門書は法律書とも呼ばれ、法律に関する書籍や法律に対する専門性の高い書籍全般を指します。
主に、法律に関する資料や参考書も法律の専門書とされます。
・憲法
・刑法
・民法
・労働法
・行政法
・国際関係法
・民事訴訟法
・経済法
・商法
・環境法
上記以外にもこの世に存在する法律に対してさまざまな書籍があるため、法律の専門書はとても多く存在します。
実際に法律が適用された事案を集めた書籍もあります。
買取できる法律の専門書とできない法律の専門書は、これまでの買取からしっかりと分類できます。
ここでは、買取できる(高価買取が期待できる)法律の専門書と買取できない(買取価格が低くなりやすい)法律の専門書を解説します。
まずは、買取できる(高価買取が期待できる)法律の専門書です。
単価が高い専門書や、流通量が多い専門書、改訂版である専門書が書籍の種類として買取できて高価買取が期待できる法律の専門書です。
また、状態としては書き込みがなく、変色や汚れがない書籍が高価買取されます。
次に、買取できない(買取価格が低くなりやすい)法律の専門書です。
国内で流通していないものやISBNコードのない専門書、非売品は買取が難しく、買取できたとしても価格が低くなりやすい専門書です。
また、窃盗品は確実に買取できません。
しみやカビ、破損、変形がひどい状態や、ページが破れている専門書は買取価格が低く、買取できないこともあります。
専門書は需要が高いことで有名です。
また、新品で購入すると数千円かかるものもあるため、中古でも需要があります。
そのため、買取価格も高くなりやすい傾向があります。
ここからは、法律の専門書を買取する際のコツを三つ解説します。
専門書は勉強に使用するため、書き込みをされる方が多いですが書き込みしてしまうと買取査定が大きく下がります。
書き込みが少しでもあると買取できない買取店もあります。
買取可能であっても買取価格が下がるため、できるだけ書き込みをしないようにしましょう。
買取に出す際には鉛筆やシャープペンシルで書いた書き込みは消すだけでも買取価格を上げられます。
別冊の資料やDVD、帯、地図や図形といった付属品がついている専門書があります。
法律書の種類によっては付属品があることで機能を果たすものや、価値があるものがあるため、付属品は専門書とともに保管しておきましょう。
法律の専門書は、六法のように毎年更新されるものや数年に一度新しい版が出るものが多いため、できるだけ早く売ることがおすすめです。
法律の改正があると、それ以前の法律の専門書の価値は下がってしまいます。
法律の専門書は専門書の中でも最新版が出版される頻度の多いものなので、比較的新しいうちに売ることがおすすめです。
法律書の早く売る基準は五年以内です。
5年を過ぎると大きく買取金額が下がったり買取できなかったりします。
不必要となった際にはできるだけ早く買取に出しましょう。
ここまで、法律書とはどのような書籍か、買取できる法律の専門書の特徴、買取する際のコツを解説しました。
ここからは、法律の専門書でみられている買取査定のポイントを二つ解説します。
先ほども解説した通り、法律の専門書は頻繁に改訂版が出版されます。
そのため、旧版か新版では大きく買取価格に差が出ます。
六法全書では一年たてば買取価格が半分以下になります。
新版が出た専門書の旧版は、新版の半分以下になることが一般的なので頭に入れておきましょう。
法律の改正も新版の出版と同じように従来の専門書の買取価格を下げます。
加除式書籍とは、中身を差し替えられる法律書のことで、法令集や例規集によく用いられます。
最新版として使用できるのですが、買取する業者からすると難しい書籍です。
そのため、買取していない店舗も多く存在します。
加除式書籍をお持ちの方は、買取できるかどうかを問い合わせてみることをおすすめします。
法律の専門書だけでなく書籍の買取では、状態も買取ポイントの一つです。
書き込みや汚れはできるだけ減らしておくことで高価買取が期待できます。
ばれろん堂では、法律だけでなくさまざまな専門書の買取を行っております。
法律の専門書をお持ちの方や古本の買取をお考えの方は、ばれろん堂までお気軽にご相談ください。