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2022年6月26日 コラム

ISBNコードなしの古本は買取できる?解説します!

書店で本を購入した際、その本の裏側にはISBNというコードがついていることがほとんどです。
ISBNコードなしの古本は、買取可能なのか不安ですよね。
今回はISBNコードとは何か、ISBNがコードが無い本の買取は可能なのか、また古本を高価格で売るポイントについてご紹介します。

 

ISBNとは?

ISBNはInternational Standard Book Number(インターナショナル・スタンダード・ブック・ナンバー)の略称です。
これは、主に世界共通で書籍を特定するために使われています。

例えば、最初の3桁は978か979、次の番号はそれぞれ言語を表す数字が入ることになっています。
日本語は4です。
こうして見てみると面白いですよね。

日本では1981年から普及し、それぞれの書籍にISBNが付けられるようになりました。
ほぼすべての本にISBNは付けられていますが、これを付けるのは義務ではないので稀に付いていない本もあります。

 

ISBNが無い本の種類は?

先ほどご紹介した本の裏表紙にあるISBNコードですが、こちらのコードが付いていない本が2種類存在します。
1つ目は、古書です。
前述したように、ISBNコードは日本で1981年から広く普及し本に記載されるようになった番号です。
そのため、1981年以前に発行された本にはコードが記載されていません。

2つ目は、同人誌です。
同人誌とは、出版社が正式に出した本ではなく、個人が自費で作成した本のことを指します。
出版社から発行されていないので、もちろんISBNコードは付いていません。
しかし、ISBNコードは手順を踏めば個人の場合でも登録は可能です。

ISBNコードが付いていると信ぴょう性がある本だと考えられることが多いため、ISBNコードが付けられている同人誌が中にはあるかもしれません。

 

ISBNがない本は買取不可能?

古本や同人誌といったISBNがない本は、実は買取不可能な場合があります。
その理由は、本を管理するためにISBNコードが使用されているためです。

本の価格決定から販売・発送までの全ての手順で、ISBNコードが読み込まれています。
ISBNコードは本には必要不可欠な要素だと言えるでしょう。

ISBNコードを読み込むことによって書籍の相場を知ることが可能です。
この相場を考慮して買取価格を決定しているため、ISBNコードが付いていない本は相場が分からず、価格を決められません。
そのため、結果的に買取不可能となってしまうのです。

もし価格が決定できたとしても、販売・発送の段階で再びISBNコードを使用するので番号がない場合、手間がかかってしまうでしょう。
一部の小規模な買取会社ではISBNコードが付いていない本でも買い取ってもらえることがありますが、その例外を除いた規模が大きい買取会社の場合は買取不可能となってしまうことがほとんどです。

 

古本を高価格で売るポイントをご紹介します!

本を売る際は、できるだけ高価格で買い取ってもらいたいですよね。
古本を高価格で買い取ってもらうには、主に6つのポイントがあります。

1つ目は、本の内容が専門的であることです。
宗教本や美術本、哲学書といった種類の専門書はいつの時代も一定の層に需要がある本です。
実は、過去で話題になった本よりも専門書の方が値段は崩れにくいと言えるでしょう。

その理由は、過去で人気を博した本は市場にたくさん出回るため、買取価格が日々下がっていってしまうのです。
それに対し、専門書は元々の発行部数が少なく販売価格も高いので、古本として売る際も降格での買取が可能でしょう。

2つ目は、その本自体の価値が高いことです。
非売品や廃刊となった本は入手しづらいので、古本市場にあまり出回りません。
そのため、買取価格も必然的に上がります。

3つ目は、発行された年が比較的新しい本であることです。
本だけではなく、ゲームや雑誌にも言えることです。
時が経つにつれ情報は更新されていくので、新しい本は高く売れる傾向にあります。

4つ目は、全巻セットであるかどうかです。
中途半端に揃った本で売るよりも、セットで売った方が結果的に買取価格は高いです。
完結しているシリーズものの本を持っている場合は、セットで売るようにしましょう。

5つ目は、書き込みやシミ、汚れがない綺麗な状態の本であるかどうかです。
やはり、綺麗な状態のまま保管されているかどうかは重要なポイントです。
日ごろから本は大切に扱っておきたいですね。

6つ目は、需要に対して在庫数が少ない本です。
需要に対して供給が少なければ少ないほど買取価格も高くなります。
例えば、当時は1000円で古本市場に出回っていた本が、現在では100円になっていることもあるでしょう。

しかし、こちらは本屋の在庫数によっても変わってきます。
そのため、A店では100円であったのに、B店では300円で販売されていることがあるかもしれません。

 

まとめ

今回はISBNコードの意味とISBNコードがない本の買取、及び古本を高価格で売るポイントについてご紹介しました。
ばれろん堂は札幌市を中心に、北海道全域での買取サービスを実施しています。
もし使わなくなった本やゲーム、雑誌がある場合はぜひ当店にお気軽にご連絡ください。

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