ばれろん堂の専門書買取実績

2020年2月23日 雑誌 / 会報誌

ミュージックライフの高価買取

ミュージックライフの買取概要

「ミュージックライフ」のような絶版雑誌は、なかなか手にはいにくい貴重な雑誌です。

現在は持っている方も少なく、高値で取引される傾向があります。

当店では1冊1冊、現在の取引価格を基に査定させていただきます。

 

 

 

ミュージックライフの概要

ミュージックライフとは?

「ミュージックライフ」とは、1937年に音楽を中心とした雑誌、書籍の発行、楽譜の出版、楽曲の著作権管理、アーティストのマネジメントなどをおこなっているシンコー・ミュージック(「ミュージックライフ」創刊当初の社名は新興音楽出版社)が編集、発行していた音楽系の専門雑誌です。

出版社であるシンコー・ミュージックは、ポピュラー音楽を取り上げる出版ではさきがけであり、「ミュージック・ライフ」はロック、『BURRN!』はヘヴィメタルを取り上げた雑誌の先行誌であり、また、『blast』は日本唯一のヒップホップ専門誌でした。

 

「ミュージックライフ」の特色

1937年に当時の流行歌を取り上げる雑誌として創刊され、当初は月刊誌ではなく不定期刊行でした。1938年にタイトルを『歌の花籠』と改題しており、さらに1941年に『アコーディオン・ハーモニカ研究』との合同で『國民の音楽』と改題しています。

その後、1943年に太平洋戦争の影響を受けて休刊。この時期は本誌だけでなく多くの雑誌が休刊、廃刊へと追い込まれていましたが、1946年に「ミュージックライフ」として復刊を果たします。しかし短命に終わり、しばらくのうちに再び休刊。そして1951年に再復刊を果たすなど、変転とした運命を辿っています。

再復刊後の1950年代は、ジャズやポップスを中心とした誌面構成とし、海外の音楽文化を盛んに発信していきました。雑誌の総合性を高めるために日本の歌手やバンドも紹介し、音楽雑誌としての普遍性を増していきます。表紙には『ジャズの月刊誌』と銘打たれていましたが、当時の日本ではアメリカから輸入されたポピュラーミュージック全体を指してジャズと呼んでいたため、細分化された音楽の体系を曖昧にしたままの状態でもありました。

1960年代に入っていくと、シンコー・ミュージック(当時はまだ新興音楽出版社)から『ダウン・ビート』というアメリカジャズの専門誌の日本語版が創刊されたことで、それまで「ミュージックライフ」のお株だったジャズの専門性をこの雑誌に奪われた形となり、これをきっかけに「ミュージックライフ」は米英のポップス・ロックを中心に取り上げる雑誌へと変わっていきます。

雑誌の路線を変更してから、ビートルズやウォーカー・ブラザーズ、1970年代にはクイーンやチープ・トリック・ジャパンなどを積極的に取り上げて、星加ルミ子、水上はる子、東郷かおる子などのロック好きの名物編集者を多数生み出しました。

1977年に姉妹誌として『ロック・ショウ』というビジュアル系の洋楽誌を創刊するなど音楽雑誌として勢いがあり、洋楽雑誌として長らく最大の発行部数を誇り、トップの座に君臨し続けていましたが、1987年には別の雑誌に発行部数で劣るようになり、1998年の12月号を持って3度目の休刊へと至りました。

2011年に『MUSIC LIFE plus』としてiPad、iPhone用のアプリとして復活し、2015年に配信停止。2018年から『MUSIC LIFE CLUB』としてウェブサイトが開設されています。

 

 

 

ミュージックライフの詳細

書名 ミュージックライフ
書名カナ ミュージックライフ
著者名
著者名カナ
ジャンル 音楽雑誌
出版社 シンコー・ミュージック
ページ数
サイズ  25.7 x 18.2 x 2 cm

 

 

 


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