「KERA! ケラ KEROUAC」のような長く続く人気雑誌は、なかなか手にはいにくい貴重な雑誌です。
特に年代の古い号は現在は持っている方も少なく、高値で取引される傾向があります。
当店では1冊1冊、現在の取引価格を基に査定させていただきます。
「KERA ケラ」とは、1998年にジェイ・インターナショナル社から発行されているファッションに関する流行や情報を掲載しているファッション情報誌で、2017年6月号までは紙媒体での発行を行なっていましたが、2017年7月号からそれまでの雑誌としての販売は終了し、現在は電子版へと移行しており、デジタルマガジンとして刊行が続けられています。創刊当初は隔月発行でしたが、1999年4月号より月刊化しており、デジタル版になっても変わっていません。
「KEROUAC」とは、「KERA ケラ」と雑誌名を改称するまえの名前で、創刊当初の名前は「KEROUAC」であり、「ケルアック」と読みます。この名前の由来は、1957年にヴァイキングプレスから出版されたアメリカの小説『路上』(原題は“On the Road”)の作者ジャック・ケルアック(Jack Kerouac)からとったもので、ストリートカルチャーを中心に取り上げる雑誌として創刊されました。それというのも、ジャック・ケルアックは、1948年前後にアメリカの文学界で巻き起こった異色のグループの総称として叫ばれた“ビートジェネレーション”あるいは“ビートニク”を代表する作家であり、新たな価値観を創生する若者たちに大きな影響を与えた人物でもあるからです。
彼の小説がアメリカのカウンターカルチャの一翼を担い、若者たちに多大な影響を与えたことに触発され、雑誌「KEROUAC」のストリートカルチャーを盛り上げていこうとするコンセプトとなりました。しかし、読者から題名が読めないという声が多く、2000年4月号から「KERouAc」に改め、さらにその後「KERA」となります。なお、「ケラ」という日本語表記は題字の付近やデザインにくみこまれるなどして、創刊当初からあります。
当初は宗教史学者の中沢新一などが寄稿した巻頭言のページや、ファッションと深い関係のあるカリスマ美容師の特集記事を組んだり、ストリートスナップが世間で反響を呼んだことでストリートファッションやそこから派生するカルチャーを取り上げる雑誌に変化していきました。
上述したように変化する時代の情勢を受けて事業の見直しをおこない、2017年6月号から紙媒体による発行は終了し、2017年7月号から電子版のデジタルマガジンへ完全移行し、現在も刊行は続けられています。
・原宿ストリートスナップ
・ストリートスナップ
・通販BOOK
・コーディネイトランキング
原宿ストリートスナップは創刊当初からある人気企画であり、毎号掲載されています。著名人や読者モデルの写真を使用することもあります。
コーディネイトランキングも創刊当初からある人気企画で、2号前のスナップで登場したモデルの人気ランキングが掲載されています。
またこの他にヴィジュアル系バンドの熱烈な女性ファンを購読の対象にしており、音楽色の強い雑誌でもあります。パンクファッションを主としてロリータファッションなどのサブカルチャー系のファッションからカジュアル系まで幅広く扱っており、洋楽アーティストの特集も多いです。近年では漫画やアニメファンも読者に取り入れようとする記事が増えてきています。
書名 | KERA! ケラ KEROUAC |
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書名カナ | ケラ! ケラ ケルアック |
著者名 | − |
著者名カナ | − |
ジャンル | ファッション雑誌 |
出版社 | ジェイ・インターナショナル |
ページ数 | − |
サイズ | A4 |
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