「かがくのとも」のような長い間刊行されている雑誌は、なかなか手にはいにくい貴重な雑誌です。
特に年代の古い号は現在は持っている方も少なく、高値で取引される傾向があります。
当店では1冊1冊、現在の取引価格を基に査定させていただきます。
「かがくのとも」は1969年に福音館書店から創刊された世界で初めて創刊された月刊科学絵本です。動物、植物、宇宙、数学、身体、衣食住をはじめ、こどもを取り巻く自然や科学、社会のさまざまな事柄を題材とした絵本であり、第1回日本科学読物賞など数多くの賞を受賞した月刊誌です。
出版社である福音館書店は本誌の他にも多くの児童書を手掛けていおり、本誌の「かがくのとも」シリーズ、『こどものとも』シリーズ、『たくさんのふしぎ』、『おおきなポケット』など児童向け絵本では国内でも大手に入ります。
元々はキリスト系の書店で、日本メソジスト教会のカナダ宣教師が伝道を目的として設立しました。社名にある福音とはこのことに由来しています。その後第2次世界大戦勃発により宣教師団が引き上げ、その財産をクリスチャンの佐藤喜一が引き継ぎ、経営も一緒に引き継ぐこととなりました。
1951年に実験的に作った『福音館小辞典文庫』シリーズが成功したため1952年に正式に福音館書店として発足しました。さらに1953年に婦人雑誌『母の友』を創刊し、以降福音館の看板である児童書も発行していきます。書店に販売を委託することなく買い切り制にしたこと、紙面に他社の広告を一切入れないことを方針として忠実に守り、読者からの信頼を得ます。
間も無く大手出版社との競争で経営が苦しくなり、1956年に創作絵本『こどものとも』を発刊し、この絵本の第1号から第11号までが産経児童出版文化賞を受賞したことで、福音館書店は児童出版社としての地歩を固めることに成功しました。
福音館書店ではさまざまな児童書を刊行しており、特に絵本は人気シリーズが数多く揃っています。
・ぐりとぐらシリーズ
・だるまちゃんシリーズ
・ピーターラビットシリーズ
・エルマーのぼうけんシリーズ
・うさこちゃんシリーズ
・タンタンの冒険シリーズ
・魔女の宅急便シリーズ
・ねぎぼうずのあさたろうシリーズ
またシリーズ物以外でも
・遊び図鑑
・おおきなかぶ
・はじめてのおつかい
・いやいやえん
など有名な著作物が多数あります。
書名 | かがくのとも |
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書名カナ | カガクノトモ |
著者名 | − |
著者名カナ | − |
ジャンル | 児童向け絵本 |
出版社 | 福音館書店 |
ページ数 | − |
サイズ | − |
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