ばれろん堂の専門書買取実績

2020年5月30日 雑誌 / 会報誌

SFマガジンの高価買取

SFマガジンの買取概要

「SFマガジン」のような長く刊行されている雑誌は根強い人気があり、なかなか手にはいにくい貴重な雑誌です。

特に年号の古い号は現在は持っている方も少なく、高値で取引される傾向があります。

当店では1冊1冊、現在の取引価格を基に査定させていただきます。

 

 

SFマガジンの概要

SFマガジンとは

「SFマガジン」とは、SF(science  fiction〈サイエンス・フィクション〉)専門の文学雑誌です。早川書房から刊行され続けており、50年以上の長い歴史を持つ古参雑誌です。サイエンスフィクション好きな方々には広い知名度を誇り、創刊時にはSF雑誌としては異例の人気を獲得し、日本におけるS F時代の黄金期を作り上げた功績を持ちます。

1959年12月、アメリカ合衆国のSFとファンタジーの専門誌『ファンタジイ・アンド・サイエンス・フィクション』誌と提携して創刊されましたが、1962年2月号から提携は廃止されることになります。月刊誌としてスタートを切った当時では、出版業界ではSF小説を出版するとその出版社は倒産するというジンクスが語られ、SF作品は日の目を拝めない不遇な境遇にありました。

そのような逆境の中、初代編集長として福島正実が創刊にあたり、日本人作家特集を刊行しましたが、当時の情勢ではSFを書こうという作家が存在しなかったため、佐野洋、高橋泰邦など既存の推理作家に原稿を依頼したばかりでなく初代編集長の福島正実みずから執筆にあたるなどして雑誌をつくっていました。

創刊号では、ロバート・シェクリイ『危険の報酬』、フィリップ・K・ディック『探検隊帰る』、アイザック・アシモフ『やがて明ける夜』、アーサー・C・クラーク『太陽系最後の日』、レイ・ブラッドベリ『七年に一度の夏』等を掲載しています。このほかにもハードSFなど狭義のSFの他、ファンタジーや奇想小説・奇妙な味の作品、漫画作品なども積極的に掲載し、サイエンスフィクションに縛られない多様な作品を掲載していましたが、それはSF作家が少ない故の策でした。

1966年にはアメリカのSF雑誌である「ギャラクシー・サイエンス・フィクション」と特約を結び、同誌が休刊した1969年には姉妹雑誌の「イフ」と特約しました。順調な刊行を維持していましたが、この前年12月に発行された1969年2月号の特集において、雑誌の編集者や評論家、翻訳家が匿名の場で日本のSF作家達を批評するという企画が掲載され、多くの作家達の反感を買う結果となり、これを『覆面座談会事件』と名付けられ、関係に亀裂を生じさせた事件が起き、福島は引責退社し南山宏が跡を継ぐこととなります。

1981年には映画「スター・ウォーズ」が大ヒットし、世にSFブームが到来し、SFは人気を高め、今日でも文学界の重要な位置を占めるテーマとなっています。バックナンバーは貴重であり、臨時増刊号、特大号なども発行され、1989年から1991年の間には増刊号として若者向けの『小説ハヤカワH i!』を季刊で刊行もされていました。

 

 

 

SFマガジンの詳細

書名 SFマガジン
書名カナ エスエフマガジン
著者名
著者名カナ
ジャンル サイエンスフィクション雑誌
出版社 早川書房
ページ数
サイズ 21 x 15.1 x 2.3 cm

 

 

 


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