買取金額は状態やシリーズものは上下巻揃っているかどうかなど見させていただき、その時の相場できちんと査定させていただきます。
今回買取した国鉄鋼製客車史は、とても状態が良好です。
「国鉄鋼製客車史」シリーズは鉄道ファンにはたまらない一品で、JR以前の国鉄が運行していた車両構造の変遷について解説した書籍になります。
オハ31~35形、その後のスハ43形になって軽量構造になったナハ10形までを、分かりやすく系統的に説明しており、他の書籍では考えられない記事や写真を掲載して解説しています。
設計資料や図面など国鉄時代の史料を元にしての記事や写真が使われ、写真だけでも大変貴重なものばかりです。
編集は車両編さん会が行なっており、現在全18巻を刊行、近刊を除くとソールドアウトの号が多く、古本屋でも買取り・販売共に人気の書籍になっています。
書名 | 国鉄鋼製客車史 |
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書名カナ | コクテツハガネセイキャクシャシ |
著者名 | 車両史編さん会 |
著者名カナ | シャリョウシヘンサンカイ |
ジャンル | 鉄道書籍 |
出版社 | 車両史編さん会 |
ページ数 | – |
サイズ | A4 |
国鉄鋼製客車史シリーズは第1~9巻まで刊行され、1巻につき上巻と下巻があったり上・中・下と3巻あったりしますので混乱しますが、
発行元の車両史編さん会のサイトにこれまで刊行されたものの概要が示されていますので参考になります。
どの巻も、内容については新製時の概要と付図があり、形式別概要や改造車などの履歴と付図が示されていることはほぼ共通点です。
国鉄鋼製客車史と表し、わざわざ「鋼製」としているのは、従来の木造客車の製造を中止し、より堅牢な鋼製のものに切り替える必要性があった背景があるためです。
木造製はひとたび脱線などの事故が発生すると、大きな被害になることが多く、より堅牢で安全な車両を国産で製作する機運がありました。
昭和2年ようやく最初の国産鋼製客車ができたことから、その後の歴史を紹介・解説した「国鉄鋼製客車史」は大変大きな存在意義があります。
客車には大きな変遷があり、木造から鋼製、さらに軽量化を図るため台枠の構造を変えるなどで、その大きな設計変更時に詳細な解説が本書で図面や写真付きで解説されています。
また食堂車や郵便車・貨物車などが登場した際も新製時の概要、付図などが示され、わかりやすく解説されています。
(S.K様・女性・37歳)
兄が鉄道好きで、実家に鉄道関係の書籍がたくさんありました。
国鉄鋼製客車史が数冊と他にも古くてボロボロのおそらく中古で買ったと思われる鉄道の本がありました。
急にお金が必要になり、兄から価値があるから売っていいと言われたのでばれろん堂さんに依頼しました。
ほんとに高く買い取ってもらえて助かりました。
私にはよくわかりませんがマニアっているんですね。
(T.O様・男性・53歳)
国鉄鋼製客車史シリーズは価値があるとは言え、書籍としてどれも定価が高く、当時購入する際は自分なりに苦労した記憶があります。
貴重な写真や図面も付いていますから、まさに昭和鉄道史としての価値があること、今後価格は上昇するだろうと思い、売って手放すことは惜しい気がしました。
しかしいろいろな買取店や専門店で買取り要望が高いことを知り、思い切って査定に出してみたところ、当時購入した金額とそれほど大きくは変わらない価格で買取ってもらえることが分かり、思い切って売却することにしました。
大事に扱っていたため保存状態が良く、そのため査定金額を高く出せると店主から聞き、大事に扱っていて良かったと思っている次第です。
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