「ほこりがある古本は買取してもらえるのか知りたい。」
このようにお悩みの方は多いのではないでしょうか。
この記事では、古本買取のコツや高く売るためのコツ、売る前にやっておくべきことについて詳しく解説します。
「古本買取にはどのようなコツがあるのか知りたい。」
古本買取をしたことがない人にとって、買取の際のコツはよく分かりませんよね。
古本の買取価格の基準の代表例は、本の状態です。
どれくらいの汚れやシミがあるのか、臭いはついているのかというように、本の状態は価格を左右します。
表紙が折れていることや水で濡れた跡があることによって価格が下がったり買取不可となる恐れがあることに注意しましょう。
また、希少な本は高額買取をしてもらえることが多いです。
反対に、どこにでもおいてあるような漫画や文庫本は価格が安いだけでなく、買取不可となってしまう可能性があります。
一般的に、買取できない古本の特徴の1つ目が、カバーの破損や書き込みがあることです。
医学書のような高価な専門書ではマーカーや書き込みがあったとしても買取してもらえる可能性がありますが、書き込みやカバーの破損があったり、水濡れがある一般的な本は買取できない可能性が高いです。
2つ目は、付録の欠品があることです。
本にCDやDVDがセットされていて、それが本の内容と関係している場合は、値段がつかないケースがあります。
本自体の価値が高く、付録はあくまでおまけとされている本の場合は値段がつくことも考えられますが、高額査定はなかなか期待できません。
3つ目は、汚れがひどい本です。
希少な本以外は、汚れがひどい状態だと買取はできません。
1つ目のコツは、掃除をすることです。
本にダメージを与えることなく取れる汚れやホコリがある場合は、買取をする前に掃除して取ることをおすすめします。
よくある汚れは、たばこのヤニによる黄ばみです。
それ以外にも、小さなゴミや食べ物のかすが付着している本もあります。
このような汚れは、売る前にとり除きましょう。
汚れを取ることによって見た目が良くなり、本の印象も良くなります。
保管する時から臭いや紫外線に気をつけておくと良いでしょう。
2つ目は、付属品をそろえることです。
本の付属品であるCDやDVDなどの付属品はそろえておきましょう。
本を保管する時は、本体と付属品を一緒に保管することをおすすめします。
本体と付属品を分けてしまって、どの本にどの付属品がついていたのか分からなくならないようにしましょう。
付属品がなければ、高額で買取できないだけでなく、そもそも値段がつかない恐れがあることに注意しましょう。
3つ目は、宅配買取の場合に本が傷つかないように丁寧に梱包することです。
売る前の本の状態が綺麗でも、輸送中に本が傷ついてしまう可能性があります。
その傷の影響で、高値で買取できなくなるのはとても悲しいですよね。
したがって、本を梱包する時は平らに置くようにしましょう。
背表紙が見えるように立てて入れてしまうと、隙間が少しあるだけでも本が折れ曲がってしまう恐れがあります。
また、なるべく箱一杯になるように詰めることもおすすめです。
隙間があると本が動く原因になるため、隙間は詰めるようにしましょう。
こうすれば、緩衝材を用意して本を動かないようにする必要もなくなります。
また、箱の大きさを調整することでもジャストサイズで梱包できることがあるため、どうしても本がぴったり入らない場合は箱の大きさを調整しましょう。
4つ目は売りたいときに売ることです。
本は発売から時間が経過すると在庫数が増えることが多いため、価格が下がりやすいです。
したがって、必要ないと思った場合はできるだけすぐに売りましょう。
やっておくべきことは、本のクリーニングです。
まずはホコリ落としをしましょう。
本を振ってホコリを落とすだけでなく、静電気クリーナーで細かくクリーニングをしましょう。
また、長期間保管していた本については、天日干しも行いましょう。
カビの胞子やダニがついている可能性があります。
このときの注意点は、太陽の光が直接当たらないようにすることです。
紫外線に当たることで黄ばむ可能性があるため、必ず日陰で干しましょう。
カバーのお手入れ方法としては、除菌ウェットティッシュで拭くことをおすすめします。
特に難しい準備をする必要もなく、コストもかからないためおすすめです。
このときの注意点は、ツルツルしているコート紙や、コーティングされているPP紙以外の本ではこの方法の手入れはしないことです。
ウェットティッシュは水分を含んでいるため、本に水分がつく恐れがあるからです。
今回は、古本買取のコツと高く売るためのコツ、売る前にやっておくべきことについて詳しく解説しました。
買取する前に手入れをしておくことをおすすめします。
古本の買取に興味がある方はぜひ当社をご検討ください。